僕が今年のM-1に泣いた理由

正直今日はM-1決勝の後で、お笑いの現場にいる人たちと多く話してしまったからかもしれないけど、他人事にここまで泣けてしまった、というかいまでもまた思い返せば泣きそうな自分がいます。
準決勝までのおかしなヤラセがあるとは言わないけど、審査員の贔屓は確実にある審査を、吉本の師匠クラスの芸人さん達が全否定してくれたこと、完全に大阪人の審査員の比率が上がったにもかかわらず、完全にいまり東高西低の現状を審査の得点で表してくれたこと。
いまの大阪の若手のトップ二組、元トップ扱いだった一組を下位に沈没させるような、点数とコメントを吉本の師匠連が残したこと。そしてM-1は敗者復活戦と決勝に関しては、ガチであるということを満天下に知らしめてくれたこと。
吉本じゃないとか、吉本の芸人さんでも吉本内の序列とか、吉本の都合で売り出したいとかは関係ない、決勝と敗者復活だけは、M-1はガチ、フラットファイヴサンドウィッチマンが看板の小さい事務所。
本当にサンドウィッチマンを落としたことだけじゃないですよ、準決勝の審査員は、NON STYLEなすなかにしを落としたこと、磁石やザ・パンチチーモンチョーチュウを落として、今日の決勝の下四組を選んだことはやはり猛省するべきだと思う。
巨人さん、松本さん、紳助さん、上沼さん、石井さん、大竹さん、カウスさん、そして大井競馬場のオーディエンスの皆さんにありがとう。お笑いの正義は勝った。本当に正義は勝つ!! と思ったよ。
そしてこの結果を受けて、芸人さん、作家さん、お笑いライブや劇場のスタッフさんは、何でも良いから、この結果に対して、反発心でも良いから、この2007年12月23日に起きた出来事に関しては、全てのお笑い関係者は心を揺らして欲しい。そしてこれが新しいページを開く日にみんなでしていきましょうよ。今日という日は日本のお笑い界における、日本サッカーにとってのジョホールバルやマイアミ、ベルギー戦やロシア戦に匹敵するような、今日のこの日は日本のお笑い業界の記念すべき日です。
いやほんとうにここまでピュアに泣かされるとは、本当に号泣させられるとは夢にも思いませんでした。ありがとうございます。
本当に今日のこの結果に関わった全ての人にありがとう。
最後に、今なら抱かれても良い、と思わず言いたくなる、格好良い寝姿をどうぞ。