「M-1グランプリ2007」感想の感想その５〜サンドウィッチマン編

ここも優勝したし、世間で言われている事は同じようなものが多かったです。

でも、準決勝で落とされたのは「金玉袋」が原因だと
僕は思ってます。
サンドウィッチマンは実力あるのに
こういう事（ネタフリで半勃起」っていったり）
をしちゃう人なんですよ。
M-1グランプリ2007レビュー : 一汁一菜絵日記帳

最重要なのがネタ頭に差し込んでいた「名前だけでも、覚えて帰って下さい」。これも恐らく状況がたまたま生んだフレーズだと思うんだけど、
いつも決勝しか観ない人間が語る、M-1 2007 : 「やってみるさ」

あれおそらく普段やっている掴みが、ゴールデンタイムの生放送的にNGと判断したんでしょうが、取って付けた感じもありましたし、ただあそこであの判断が出来た事が、彼らの運命を大きく変えたと思います。敗者復活戦では同じようにやってましたからね。

ボケは一個一個は面白いけど並列だし
M-1グランプリ決勝 : ショート・プログラム

いやあれは並列のボケではないと思う、並列なボケの羅列だったら、あそこで「メロンパン」は出てこない。あの漫才の向こうには、インタビュアーとインタビュー受ける側、それぞれの人生があるよ。

ホントになんで準決勝で敗退したんだろう。間の取り方が抜群でした。
M-1グランプリ2007決勝 : 喧々諤々

オール巨人師匠の「なんで初めから決勝に居なかったのか」には同感です。。
M-1グランプリ２００７ : カーテンのせい

結局この辺の話に着地していくわけで、この辺の話は僕は沢山したから、今更言うことは何もないです（笑）。

サンドウィッチマンも一昨年までなら、
「うまいけどギリギリベスト３入るか入らないか」
ぐらいのレベルでしょうし。
M-1グランプリ2007レビュー : 一汁一菜絵日記帳

というのは事実だったと思います。2003年の敗者復活戦から上がってきた年のアンタッチャブルより、若干上ぐらいの評価が妥当だとは思います。そして2008年は大本命扱いで登場する位が、本来の実力値だったと思いますが、ここ数年の決勝に残ったコンビの半分はスベっている状況は、やっぱり問題でしょう。サンドウィッチマンは敗者復活戦からで良いにしても、やっぱり磁石とかNON STYLEはストレートインで決勝に入れた方が良かったと思う。

Mixi コミュニティサンドウィッチマン後援会トピック管理人のふたじろうです : タスカプレミアム

Mixiのコミュニティの管理人さんにネタの相談をして、プレゼントされたネクタイで挑んだ決勝、いい話だ。こういう人たちが優勝したのは、素直に良かったなという気になる。

「未だにアパートに二人で暮らしてる」という部分に
なんか妙に感動しちゃったなー。
M-1グランプリ2007 : 一汁一菜絵日記帳

本当に良かったですよね、この後、芸人やタレントとして大ブレイクはしなくても、一生食いっぱぐれることはない知名度は得たと思うので、漫才を積み重ねていってもらいたいです。

サンドウィッチマンがこれからどういう風にばけていくのかは見物です。そして、それがM-1の存続にも大いに関わることだと思います。期待してます。
M-1グランプリ2007 : 団地妻の狂い咲き健康法／アバンギャルド・カス女

このコンビの話をしていると、どうしても優勝した経緯や、彼ら自身の境遇やキャラクターという事もあって、M-1という大会の役割とか意義に話がいきますが、別にサンドウィッチマンがこの先どう売れていくかとかは、関係無しで良いのかとも思ってきています。単にあの日あの場所で一番面白い漫才したコンビが、1000万円もらえるというだけで良いのではないかと。

基準は全くあいまいではない。その日、その場で一番面白い漫才をしたコンビを選ぶ大会。ただそれだけ。
当然、審査員によって判断は分かれるだろう。ぶれるのはそれぐらい。
将来性とか、華がある無い、スター性なんか一切関係ない。この業界の人にしては認識不足が甚だしい。
2007年12月29日それは違うよ西野くんラサール石井の鉄板少年らさある - livedoor Blog（ブログ） : タスカプレミアム>

こういう大会になった方が、価値とか意味がより鮮明に出てくると思います。現実に最初は「優勝賞金1000万円、別に優勝コンビにテレビ局がその後プッシュとかはなし」というのは、最初の構想の段階から紳助は言ってましたしね。