フライングキッズのベストアルバムに寄せた清志郎のコメントが凄い

音楽配信メモ経由ですが、いや確かにこのコメントとコメントが出てる場所考えると、むちゃくちゃ格好良いけどさあ、何となく自分はまあ世代がずれていることもあるのでしょうが、どうもこのオッサン信用できないというか、なんかこの人がやってる音を鳴らすところ以外でやっているロックって、ちょっと時代遅れで、しかも微妙に格好悪く時代遅れな気がするんですよね、政治的な発言も嫌な計算が見えるし、このコメントにしても微妙に色々と政治的思惑を感じちゃうんだよなあ。
なんかそういう計算高さは良いんだけど、原始的なピュアな人を装ってる気がしてダメなんだよなあ、個人的には唐沢俊一先生が坂本龍一の不倫かなんかについて、『アーティストは村の外の人間だから村の常識には囚われないというのなら、政治的なことに対して意見を言うようなことはやめるべき、世間に対して物を言うなどして村に関わってくるくせに、自分は村の人の人間だから村の常識は関係ないというのは違う』というようなことをいっていたんだけど、この人にも僕はモロにそういうのを感じます。
この発言にしても「このコメントを載せなかったら、どんな反撃されるか分からん」というようなことを感じさせるんですが、あと音楽配信メモさんは気付いてるこのCDがCCCDということから目を逸らす効果は出ているような(笑)。とう考えてもCCCDということよりこのコメントのインパクトの方が強いし(笑)。
音楽的にもRCサクセション全盛の頃とかはいま聴いても格好良いなと思う面のあるけど、近年はちょっと老醜を晒している気がします。あんまり美しく老いてる感じがしないんだよなあ。