明石家さんまは司会の際は相手のペースでトークを展開している

「東京03」が初めて語る 紳助激怒騒動の真相:アルファルファモザイク - 2ちゃんねるスレッドまとめブログ

『踊るさんま御殿』の明石家さんま東京03の共演については、事前の想像通りの展開だけだったと思うので、そんなに語ることはないと思うんですよ。これでこの話は終了、これ以上この藪からは何も出てこないようにした。しかし明石家さんまオール巨人は同じ事を言ってるのに、どうしてさんま工場長は絶賛されて、巨人師匠はブログが炎上してるんだよ。ということは強く思うけどね。

Nicheee! | ニッチー! | テレビリサーチ会社がお届けする情報サイト : 【1980年代ラジオ伝説】第十六回 「まだまだ続くよ お笑い怪獣明石家さんま伝説」

まあでもさんまも鶴瓶も、番組タイトルが『ヤングタウン』なだけで、やってる内容はヤンタンじゃないけどね、でもさんまさんの場合は、ハロプロの連中と、ここ十数年ラジオやり続けてるって、改めて考えると凄いよな。現在30代どころか、20代の芸人でも無理かもしれない。
明石家さんまの凄いところは、こういう自分が前に出て、相手を弄って自分が主役になる笑いをしているようで、実は相手のリズムで喋っていることなんですよね、だから『さんまのまんま』で、どんなベテランが出ても、新人の芸人が出ても番組のクオリティが変わらないし、50代を過ぎてもハロプロとラジオで共演したり、このように東京03を無事に救い出したり出来るのは、実は相手を泳がせながら、主導権は外さないところにある。
これはビートたけしタモリ所ジョージにも言えることだけど、この人たちの凄いところは、自分のペースで喋っているようで、相手のペースに会わせている。でも主導権は渡さないところだと思うし、島田紳助がいつも同じメンバーの番組しかやらないのは、『CLUB紳助』とかで、自分にそのスキルがないということを学習したんだと思う。だから紳助は『人間マンダラ』とかで、自分の司会術を行かせる番組の作り方を築いていった。
30分の頃のゲスト一組読んでトークする時代の『アメトーク』が失敗したのは、このスキルが雨上がり決死隊になかったからだし、『99サイズ』や『ぐるナイ』のナイナイと『めちゃイケ』のナイナイの印象が違うのは、かなり意図的にそういうスキルを、『めちゃイケ』では封印しているからだと思う。そしてこれがオープンな番組の司会と、型が決まった番組の司会の違いになっている。
実際に明石家さんまも『痛快!明石家電視台』でクイズコーナーのパネラーが、親しい芸人だけしかいない時とか、『明石家出版』とか『おかしや?さんま!』みたいに、自分の身内しか出てない番組だと、かなり違う司会になってると思います。さんまファミリーだけでやると、案外面白くならないんだよね。身内だけだとテレビ司会者というより、芸人が司会してる状態になって、相手の話を聞いてないようで聞いて引き出してるという、明石家さんまの良さが出ない。型にはまった笑いに終始してしまう。
過去にも沢山この手のエントリーは出しているので、飛んで結論を出してしまいますが、テレビの司会において素人弄りが出来る人が、最強と言われるのは、結局相手が誰でも対応できる。という意味なんですよね。

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松尾スズキ

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