『キングオブコント2009』

スカイプのログやtwitterでのリアルタイム発言から、再編集してリアルタイム風感想です。
司会のダウンタウンは、自分たちが審査しなくて良いので、非常にリラックスしていました。松ちゃんもM-1とは違う感じでしたが、これも責任を後輩芸人達に押し付けた結果と思うと、何とも言い難いものがある(笑)。
予選の裏側ドキュメントは東京中心、まあTBSの人達も撮影しやすいし、有名な人も多いから、これは仕方ないですね、というか予選にイジリー岡田らしき人がいたけど、誰と組んでどこまで勝ち進んだの?
審査員席を見ていたら、アンジャッシュとかドランクドラゴンの姿が、さすがに今回は吉本ばっかりの審査員芸人客席にはしなかったですね。
副賞は「オロナミンC一年分」って、こういう時の一年分っていうのは、365本ということですよね、36,500円ですか? まあさすがに人数分でしょうが、それでも三人組の東京03でも109,500円? 優勝賞金1000万円の賞レースで、それはショボイなあと思うけど、オロナミンCが100万円分の副賞でも、もっと困るか(笑)。2ダースのダンボールが400個以上来ることになりますからね、優勝した芸人が吉本の芸人なら、新宿の東京本社の校庭だったところに積めるけど、人力舎の社屋にそんなスペースは絶対にない(笑)。
TKOはいじられるけど、同じく去年決勝に行ったTHE GEESEがいじられてないのは気の毒、ノンスタがいなければ時間も割いて貰えたのかな?
とりあえず一本目だけ、100点満点で採点しました。二本目は気力が無くて、というか点数付ける気になれなくて、リアルタイムでは出来ませんでした。

東京03 「コンビニ強盗」835点 2位

一番のシンデレラ候補、東京03ということで期待してみていましたが、随分とベタな古いネタ持ってきたなと思ったのですが、トップ出番ということもあってそういう選択になったのかなと思ったのですが、芸人審査的にどうなんだろうと思ったら、835点という基準点っぽい点数が、僕の採点も80点で基準点という感じでしたね、無難に面白かった。こんなに良い目安はないというぐらいに、基準点だったと思います。

ジャルジャル 「しりとり」734点 7位

いやもうこのネタだと分かった瞬間に、「これは無いわ」という感じでしたね。準決勝でもこのネタやったということで、準決の審査員にも少し疑問を感じました。だってこれ漫才で可能なネタじゃないですか? ジャルジャルM-1では予選で、ギターやバットを持ち込むネタやってるのに、こういう場所では漫才で可能なネタをやるのが、本当に天の邪鬼だなあと思う。
ただそういうことだけではなく、この「しりとり」ネタのパターンは、まるむし商店の営業ネタの鉄板なんですよね、で、全く同じパターンのネタなんですよね、そういう意味で目新しさもなかったので、これが点高いと嫌だなあと思ったけど、許容範囲の採点で良かったです。60点でも甘いと思う。

モンスターエンジン 「競馬実況」771点 5位

僕は結構好きな感じのネタでしたけど、東京03より上には出来ない感じでしたね。神様ぐらいまで、もっとはっちゃけるネタやればいいのに。微妙に西森のピンネタでもいけそうでしたしね。75点。

ロッチ 「取調室」807点 4位

紹介VTRのときに出てきた舞台写真が、2丁目劇場なのに気付いた人って、どれだけいたかなあ(笑)。そんなこと思っていたら、本当に2丁目劇場でやっているような、90年代の大阪のコント師丸出しのネタで驚きました。
『レッドシアター』でいま見せているような、二人のキャラクターの良さが全く出ていない、個性が死んでいるコントで、僕みたいな30代の大阪人からしたら、なんか古臭いことやってるなあ、という感想しか持てなかった。
大阪で三年ぐらい連続で、『ABCお笑い新人グランプリ』に出たけど、無冠で終わるコント師がやっとてるようなコントで、50点とか45点ぐらいでも良いかなあという、とにかく地味なロッチが『レッドシアター』で見せている個性が全く見えない、凄い残念なネタだったなあと思ったし、松ちゃんもネタ終わりのロッチとの絡みで、言外にダメいうてるなあと思ってみていたのですが、まさかの現時点で2位には驚きました。
もう何か苦労人補正というのも凄く感じましたけど、結局芸人さんはこういう無個性のネタの方が好きなのかよ、という感じで、この時点で結構モチベーション下がりました(笑)。
いや僕はロッチは凄い期待していたんですよ、でもせっかくの晴れ舞台で、結局こういう2丁目劇場を引きずったネタやってしまうのか、いまの『レッドシアター』で評価されている色を出さないんだと、物凄いガッカリしました。

天竺鼠 「食堂」 723点 8位

さあ僕の優勝予想、天竺鼠の登場なわけですが、瀬下マイク落とすなとかいうのは、みんなもヒヤヒヤしたところだと思うのですが(笑)。なんか会場の空気がおかしいのは、瀬下がマイク落としたのもあるけど、明らかに川原も瀬下も緊張しすぎてますよね、その空気が会場にも伝わって重い空気になってる。
ただこのネタ自体もどうだったのかなと思いますよね、今年の『ABCお笑い新人グランプリ』で大爆笑だったのは、一本目の「コンビニ」の余韻を会場が引きずっていたのも、今から思えばあったような感じですよね。そういう意味でネタ順が失敗だったように思う。
このネタで大阪の準決勝で一番大きな盛り上がりだったというのは、単純に大阪の準決勝のレベルが作用していたのかも知れない。正直、一本目で最下位という評価はないと思うけど、東京03の基準点よりは僕は下ですね。78点。

しずる 「冥土の土産」 820点 3位

このネタを『爆笑レッドシアター』という、プライムタイムのネタ番組で下ろしているのは、もったいなかったけど良いネタです。ただネタのコンセプトが、若干と東京03に似ているのが、不利なように感じました。オチの天丼は予想出来る人もいるかも知れないけど、この手の漫才やコントとしては、物凄く巧くできていたと思います。僕は東京03より少し上と見ました。81点。
このネタ終わりのTKOの木下さんが、すげえ良い表情して画面に見切れていた(笑)。ここまでの感想として、どうも関西勢が「漫才でも出来るようなこと」をしていたのが気になりましたね。そういう意味では、東京03としずるが、やっぱり僕の中では際立ちます。

サンドウィッチマンハンバーガーショップ」 878点 1位

世間的には優勝候補筆頭のコンビが登場、紹介VTRの高校時代の写真がみんな怖いよ(笑)。なんか単に風貌が悪っぽいだけというネタになってるけど、高校時代とかは本当に悪かったんじゃないの?(笑) そうじゃなかったら、ラグビー部なのに、バットもってる卒業写真とかおかしいでしょ(笑)。
僕はこのネタ嫌いじゃないし、「ブックオフ」とか「カルロストシキ」とか、そういうワードセンスも好きですけど、なんかやっぱりサンドは漫才の方が活きますねえ、このコンビに漫才させた周りの人達はやっぱり偉かったように思いました。純粋にコントでしかできないネタをやった人の方が、やっぱりM-1という存在がある以上は、評価を高くしたいし、サンドのコントの中でも、このネタはそんなに良い方でないということで、東京03よりは下、モンエンよりは上ということで、79点ですね。
しかしまさかのダントツトップとは思わなかった、芸人さんが好きそうなネタとは思ったけど、これほどとは思わなかった。ここまで高いのはどうよ、という風に思っていたら、とりあえず僕のTwitterのTLでは、「面白かったけど、点数高過ぎ」というコールが出ていたので、とりあえず世論については一安心でした(笑)。いやでもやっぱりサンドウィッチマンって、本人達は漫才よりもコントって思ってるみたいだけど、彼らは掛け値なしで、漫才師ですわ。

インパルス 「墓参り」767点 6位

正直、7組終わって、最後の一組って誰だったけ? という風に登場まで思っていたんですが(笑)、インパルスはもう上位か最下位だろうなと思っていました。というかインパルスって、僕の中ではヨハンぐらいしか良いネタないというイメージだったんですよね、コント師としては過剰評価されがちというか、タレントとしては良いけど、コントで良いネタは「ヨハン・リーベルト」だけというのが、事前の僕のインパルスの評価でした。
そういう認識で見たのですが、これは良かったですねえ、僕の中では90点行きました。一本目の中ではダントツ一位でしたが、芸人さんの評価も低いし、なんかネット見ていても、ファンだって言ってる人の評価も低いんですよねえ、えーなんで?
いやー芸人さんについては、ロッチと逆で売れてる芸人に対する僻み説。ということで無理矢理押し切ってやるとして、インパルスが好きだった人は、もっとインパルスのブラックなネタが見たかったという声が多いようなんですが、でも僕はヨハンしか、インパルスって面白いのないと思っていたように、彼らのブラックなネタって、これは嫌いな言葉なんですが、微妙に“中二病”臭さしか感じなかったんですよね。
いやもう一本目では、このネタが圧倒的に面白かったので、この結果はショックですわ(笑)。インパルスファンがこのネタに不満がってるのも、二重にショック(笑)。
次から二本目です。

天竺鼠 「コンビニ」829点 6位 合計1552点 7位

どうしてこれ一本目にやらなかったんだろうなあ、という結果でしたねえ。ABCのときもこのネタの勢いがあったから、あの食堂のネタでもABCは通用したのは、やっぱりこのネタの勢い引きずっていたからでしたね。実際に二本目だけ見た人は、モンエンが優勝するって、ABCの時に思っていたというのも聞きましたし。
まあでも天竺鼠は一本目が「食堂」で、二本目が「面接」だったらどうしようと思っていたので、しっかりと「コンビニ」やって大外しにならなくて良かったです。しかし点数高いと思ったんですが、これでもセカンドステージの中では、6位だったんですね。
東京03と被っていたのも良くなかったかな? 大国町とか上手く言葉変えてましたけどね(笑)。僕としては95点ぐらいは付けたい。川原は松本との絡みも良かった。

ジャルジャル 「野球」805点 7位 合計1539点 8位

ネタ始まって、どのネタか分かった瞬間にガッカリで終わり(苦笑)。いやこのネタやるにしても一本目でしょう。もっとインパクトあるネタじゃないと厳しい。「蜘蛛」とかやれば良かったのに。あとこのネタも微妙に漫才でも出来るし、あとオチが無理矢理過ぎ、なんか変化球というのではなく、あれは単なる暴投というか、元々のオチで良かったんじゃないでしょうか? 確かこれで『NHK新人演芸大賞』も取ったはずなのに、これを一本目で、二本目が蜘蛛、それかもうこんなに漫才でも出来るネタばかりなら、「英会話」とか「おまはん」やっても良かったんじゃないの? あんなん芸人さん好きそうだし。30点。
浜ちゃんがネタ終わりに、D・N・A弄りを始めたのは、ジャルジャルのスベリっぷりに触れたくないから、救済でしたよね。ただD・N・Aが面白い返しで、この後この番組で優勝者に次ぐスターになるとは、このときは思いませんでしたが(笑)。

インパルス 「交番」868点 2位 合計1635点 4位

リアルタイムで見ていて、点数高すぎるなあと思ったけど、セカンドステージだけで見たら、サンドウィッチマンより高かったのかよ(笑)。
もう見ている最中は、ヤバイなあという感想しか湧かなかった。もう典型的なコンビでいちゃついてるだけのネタ、やおい臭さ全開のコントだったんですが、ただ客席の芸人がやたら笑っていて、何なんだろうと思ったけど、結局は芸人って、そういうお笑い腐女子ファンに囲まれた社会にいるから、いつからか芸人もそういう感性になっているんですよね、だから千鳥とか笑い飯の、二人でいちゃついてるだけのような漫才も、芸人受けが良い。
とりあえず男性コンビは、やおい臭さをネタに入れれば、劇場に通う熱心なファンと、芸人仲間には受けるということを、ライフハックとして明確に提示出来たのでないでしょうか? 60点ぐらいだったと思う。僕の中では一本目と二本目の採点は逆だ。僕としてはセカンドステージは、「開き直ってヨハンやったらいいのに?」でした。

モンスターエンジン 「背後霊」855点 4位 合計1626点 5位

出てきた瞬間に「あーこれは出オチだぞ」って思ったら、案の定でしたね。まさに『母をたずねて三千里』の主題歌でした。「山もなく、谷もなく、それになにも見えない」ネタでした。準決勝で受けたんだから仕方ないでしょうが。二本用意出来ないコンビを上げてしまった。どう考えても今日のブッチ切りの最下位だったと思うんですが、相変わらずこういうふざけた投げたネタ、芸人は好きだなあというか、どうも採点がインフラ化というか、このセカンドステージはあまりにも投票者の基準がブレ過ぎてると思われる。もうこの辺で、個人リアルタイム採点がアホらしくなって放棄しました(笑)。付けてたら20点ぐらいか? こんな事ばっかりさっきから言ってますが、ここも開き直ってセカンドは「神々のコント」をやるべきだったと思います。
去年もそうだったけど、どうも若手芸人による投票って、投票者の信念が見えないというか、顔が見えない投票になっている。M-1やR-1の審査員しているベテラン芸人は、良くも悪くも顔が見えて信念があるし。同じように100人とか200人とかで審査している、『オンバト』とか『漫才アワード』でも、こんな採点のインフレとかはおきないし、この日の基準とか傾向というのは、明確に審査員は提示するものになってる。僕は『キングオブコント』の審査員に、オンバトやアワードの客審査をけなす資格はないと、この放送で思いました。

ロッチ 「履歴書」803点 8位 合計1611点 6位

いや僕はこのネタの選択は酷かったと思うけど、セカンドステージでロッチ最下位だったんだ!? やっぱりファーストステージがあれで4位になって、次はジャルジャルとかモンスターエンジンのぶっちぎった酷いネタがあった中で、これが最下位になるって、やっぱりおかしいでしょう。
ロッチの今日の二本のネタは、『爆笑レッドシアター』で評価されている、彼らの個性が全く出ていないネタだった。大阪芸人の悪い格好付けてるところが、『レッドシアター』では脱色出来てる、大阪芸人の悪いところが、賞レースということもあるのか、審査員が芸人と言うことを意識したのか出まくってる。典型的な2丁目芸人の悪い癖、キャラに頼りたくない、ギャグに頼りたくない、賞レースなのに、ゴールデン番組なのにシモネタを出すとか、その全部が大阪芸人の典型的な格好の付け方でした。いまの魅力的な哀愁が、今日のネタには二本とも無かった。
ネタ終わりのやりとりの方が、いまのロッチの面白さが正しく出ていたように思います。今日のネタ選択は、ロッチ格好付けすぎた。でも松本も浜田も採点前から、ダメだったという扱いが露骨すぎるよ(笑)。もう完全にネタがスベった時の保険として、D・N・Aが機能しだした(笑)。
あと芸人審査員が、審査点数のインフラを止められなくなってる。採点に勇断がなくて、番組のこととか、お笑い界の人間関係とか、そういう空気を読みながら採点してる。まあ去年も同じだったけど、今年もそれだけは止められなかった。

しずる 「ダブルス」 831点 5位 合計1651点 3位

今日ようやく二本とも面白い人が出てきてホッとしましたが、点数低かったよなあ。しずるは『爆笑レッドシアター』でネタバレしているのがどうかと思いましたが、やっぱりそれが弊害になったのか、それとも若いのに売れている僻みも採点に反映した? というような気も何となくしました。だってセカンドステージ内の採点だと、これがモンスターエンジンより下かよ(苦笑)。

東京03 「旅先で告白」 953点 1位 合計1788点 優勝

ネタが始まった瞬間に、僕は詰んだと思いました。サンドウィッチマンが優勝と思いました。東京03って2007年ぐらいまでは、飯塚と角田の掛け合いがメインで、豊本にあまり役割が求められないネタが多かったんですが、それが去年当たりから改善されて、三人の役割が整理されて凄い見やすくなったし、笑い所やインパクトが増えていたんですが、今回のネタは二つとも、以前までのパターンのネタ、過去の代表作といって良いネタばかりで、ガッカリしてみていました。
あと視聴者や審査員的には関係ないことでしょうが、この二本目のネタって、去年の準決勝で落ちたネタのはずなんですよ。しかも受けてたのに落ちたとかじゃなくて、受けてなかったらしいんですよね、そういうのを次の年に決勝でやってしまうのも、姿勢として好きじゃないなあとか思ってみていました。
それで「あーもうこれはサンドが二冠か」「東京03はこれで微妙にシンデレラにはなり損なったか」という風に思っていたら、まさかの圧勝劇(笑)。もう凄い温度差感じましたし、これで東京03が昔のスタイルのネタばっかりに戻ったらと思うと、それが心配になりました。
なんかでもM-1の感想でも度々書いていますが、どうも芸人さんって、大舞台になると昔のパターンに頼りがちというのは、どこでも誰でも変わらないんですねえ、そう考えると去年のM-1で秋に考えたパターンを、そのまま持って来れたノンスタは凄い。
東京03は、バンドの解散の話し合いのネタとか、サッカーのネタバレを避けようとするネタとか、そっちのネタの方が好きなんですけどねえ。このネタって、実は台詞を整理して、女の子が帰った後という設定で始めれば、実は二人で出来るネタなんですよね。

サンドウィッチマン 「美容室」 865点 2位 総合1743点 2位

もう逆転は不可能だと思っていたから、あんまり内容が入ってこなかったです。ただ一本目とか、M-1の時のような加速感に欠けていて、イマイチでしたかねえ。

総括

まあ優勝はダウンタウン、準優勝はD・N・A、三位が天竺鼠の川原、とかだけ言って逃げ出しても良いんですが(笑)、東京03という結果は納得、大納得で嬉しいけど、その過程は納得出来ないものが多かったですね。
ネタとしてはインパルスの一本目、東京03の一本目、天竺鼠の二本目が、僕は面白かったです。一番好きなのはインパルスの一本目ですね。そして二本とも面白かったのは、残念ながらしずるしかいなかった。だから二本の合計の面白さで優勝者を決めるというのなら、僕ならしずるの優勝をプッシュするような採点がしたかった。でもモンスターエンジンの二本目が、しずるの二本目より高いとか、やっぱり雑な採点が多かったように思います。
しかし東京03の二本目の点数は、僕もインフレしすぎだと思うけど、早速ブックとか書いてる奴は、バカ丸出しでしょう。「東京03が優勝」という出来レースの台本書いて、誰が得するって言うんだよ(笑)。ブックとかヤラセとか出来レースという言葉は、それをやったら誰が得するか考えてから口に出せよ。人力舎東京03が優勝したところで、誰がどんな風に濡れ手で粟の大金が転がり込むと言うんでしょうか? 出来レースとか、ヤラセとか言いたいだけの奴は沢山いるんだなと。
今回、僕の評価が一番上がったのは、東京03が一本目にあのネタを持ってきたこと、そして一番評価が下がったのは、東京03が二本目にあのネタを持ってきたことでした(笑)。
まあでも東京03の優勝自体はおめでたいし、インパルスとしずるが面白かったんで良いやと思うことにします。ただやっぱり若手芸人による審査という方式は、審査としてもテレビショーとしても、欠点が有りすぎるように、去年に引き続いて思いました。

『キングオブコント2009』2代目王者にお笑いトリオ・東京03! 「こんなの初めて!」と感激

改めてセカンドステージの点数だけ拾うと、インパルスが二位、モンスターエンジンが四位、しずるが五位、ロッチが八位って、無茶苦茶もいいとこだと思いました(笑)。ちなみにD・N・Aはこんなネタで『あらびき団』に出たことがあります。

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