一条ゆかり大先生曰く「連載漫画はストーリーよりもキャラクター」

「BAMBOO... - 今日の風

BAMBOO BLADE」の完結となる14巻が出ていた。アニメで描かれた10巻までしか読んでなかったので、ネットで話題になっていた「それ以降」の迷走ぶりを一気に読んでみた。聞きしに勝るすごさだった。

一条ゆかり大先生が、『BSマンガ夜話』で連載漫画はキャラクターが勝手に動き出したら、作者が制御してはいけない。ストーリーよりキャラクターが大事という話をしていて、ほとんどの漫画家が、それに賛同していたのを思い出した。
BAMBOO BLADE (1) (ヤングガンガンコミックス)BAMBOO BLADE 14 (ヤングガンガンコミックス)

コミックナタリー - 第14回メディア芸術祭、マンガ部門大賞は「ヒストリエ」

別に真っ当な時期なんだけど、何となく遅い気がするのは、最近この手の賞レースがどこも一巻とか二巻ぐらいで、先物買いしているのが続いてるからだろうな。
ヒストリエ 1-6巻コミックセット (アフタヌーンKC)

Webコミック・奇異太郎君の霊的な日常 第三十二話「壁に耳とかあり」

2ページ目見て、この作者はやっぱり凄いわと思った。商業デビューしてないのかな?

ジャンプスクエア 渡辺航先生 直撃インタビュー 完全版

この『ジャンプスクエア』の他誌の作家読んできて、ジャンプ編集部員が話し聞くというインタビュー自体も、かなり凄い企画なんですが、そんな中でもこのエピソードは鳥肌物でした。

SQ:水島新司先生パターンでしょうか。先生、すごいなーと思うんですけど、なんか岩鬼が豪快にバットを振るシーンを描いてしまって、「あれっ。三振させるつもりだったんだが、この絵を見るとホームランだろう」というので、流れを変えちゃったって。これ、本当かわかりませんが、すごいなー大先生。

水島新司先生が間違いなく天才だった頃のエピソード。こういう良い話は、どんどん本当のこととして流さないとな。歴史上の偉人の素晴らしさを残すのは、いつの時代も事実ではなく実話。
弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)