『Dr.スランプ (1)』(鳥山明/集英社)

Dr.スランプ (第1巻) (ジャンプ・コミックス)Dr.スランプ (第1巻) (ジャンプ・コミックス)
鳥山明

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何となく「吼えペン」と一緒に手にとってレジに持って行ったんですが、鳥山明は凄いなと改めて思う一冊です。一話の時のアラレちゃんが可愛いというのは、よく話題になっていますけど、アラレちゃんが天才キャラだったり、頭身が高くてギャグじゃなくて、ラブコメの方に走っても良さそうなキャラと人物配置なんですが、一巻の途中ぐらいからもう完全にアラレちゃんは、僕たちのイメージにあるアラレちゃんになってるんですよね。
しかし鳥山明って、いまの時代にデビューしていたら、一話のアラレちゃんから考えたら、萌えマンガの方に走っていけたかも知れないし、それでも最終的には今いる成功していた気もする。
とりあえず一巻を読んで感じたのは、「80年代のジャンプのギャグマンガってこんなんだったよなあ」ということですね、「デカチビ銃」や「みらいカメラ」の回なんて、この時代の他のジャンプのギャグマンガをいっぱい思い出したよ、他の同時代のジャンプのギャグマンガも読みたくなってきた。
でも「北斗の拳」や「ドラゴンホール」もそうなんですが、「Dr.スランプ」は昔のジャンプコミックの形で、いまも新刊で読めるのは嬉しいねえ、判型が大きいカラーページがそのまま入ってる豪華完全版も嬉しいけど、こういう昔懐かしい単行本をそのまま読めるのも嬉しい、「キン肉マン」とかジャンプコミックの形でも復刻してくれないかなあ。