M-1グランプリの準決勝のチケット売り方はそろそろ考えた方が良い

M-1グランプリのファンクラブ商法が、ようやく批判の対象になりそうなムードが出来てるように思う、まあ以前から「出演者一覧ぐらい、コピー一枚なんだから客席全員に配れよ」という趣旨のツッコミは、山のようにありましたけど、準決勝のチケットを取りやすくなると聞いて、ファンクラブに入ったのに、ファンクラブ先行でのチケットなんて取れやしない。という状況は深刻になっているようです。

M-1準決勝のチケット - 一汁一菜絵日記帳

一部去年のも混じっていますが、結局はM-1のファンクラブなんて、みんな準決勝のチケット目当てに入っているんだから、それが得られないのなら、3000円の高いメモ帳買っただけという不満に繋がるのは、当たり前の事なんですよね、というか電話先行だったら設備とか持ってる、チケットゲッターに抑えられてしまうんだから、抽選販売にせめてすればいいのにと思う、それだけでも全然違うでしょう。きっと抽選販売の方が、チケット販売会社の手数料高いんでしょうが、もうM-1準決勝はそんな事言ってられるイベントではないでしょう。
というかM-1ファンクラブは、準決勝が生で見たいが為に入ってる人たちばかりと考えて、会員数から逆算して準決勝の会場の客席を確保しないとダメでしょう。流石に一万人とか二万人となったら、それに合わせるのはどうかとは思いますが、でももう準決勝は2000人ぐらいの箱を用意しないといけないでしょう。大阪の方は準決勝をNGKでやるという、会場のブランド化は譲れないのでしょうが、しかし東京の準決勝が1500席以上のメルパルクホールになったように、大阪も最低その規模の劇場に移行するべきでしょう。

11/30(日) 3回戦 大阪2 大阪厚生年金会館芸術ホール:日程・結果 - M-1GP2008

しかしその一方で、今週末の大阪予選三回戦の二日目のチケットが、どうもいまだに結構な数が残っているようなんですよね、この会場はNGKよりも300席近く多いんですが、3500円というチケット代金では、三回戦は1100席を埋める事が出来ないというのも現実としてあります。その一方で準決勝のヤフオク価格は大体8000円から10000円が相場となっているようです。
まず思うのは準決勝の吉本の販売価格を、これに近いところまで引き上げませんか? そしてもっと大きな箱でやるというのは、吉本的にも利益が上がるし、見れる人が増える上に、チケットが取りやすくなって一石二鳥でしょう。チケットの価格を上げれば、販売方式も先着順ではなく、抽選などにすることも出来るでしょうし。
準決勝は2000人強の客入れが出来る会場で、チケット代金は7000円とする。その一方で今年はそれなりに客は入っていたけれど、公演のレベルと比較して、二回戦の2000円という価格は高すぎるように思う、これは少し前までの1000円に引き下げ、三回戦も2500円ぐらいまでが上限のように思える。そして会場を、二回戦は京橋花月、三回戦をNGKとしたら良いんじゃないでしょうか? 準決勝はフェスティバルホールとか、大阪厚生年金会館の大ホールを使うって、どっちももうすぐ無くなる言われてるホールだ(笑)。まあでもそういうホール使うという事ではダメでしょうかねえ。
あともう一つ吉本に商売提案したいのは、NGKでやるにしても、チケット代半額ぐらいで、NGKホールの方に大型モニター出して、準決勝のパブリックビューイングとかしてみてはどうでしょうか? 3000円ぐらい取っても普通に大入りになると思いますよ?(笑)設備的にも同じ建物ですから、中継引っ張ってくるのは有線でOKだから、大型モニター借りてくるだけでいけるし、このビジネスは考えてみませんか?
しかし前にも書きましたが、花月にしても、baseにしても、吉本の劇場とか、他のホールでやっているライブ公演とかでも、さすが長年この商売をやっているだけあるという、ホスピタリティを感じることが多いのですが、どうもM-1とかになると、ストレスを感じることがあるので、吉本内の興行運営の専門家が、M-1の予選にはタッチしていない可能性はあるような気もしています。

マイク一本、一千万―ノンフィクション「M‐1グランプリ2003」マイク一本、一千万―ノンフィクション「M‐1グランプリ2003」
唐澤和也

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