福本伸行×佐藤秀峰講演会レポートを読む
近代麻雀漫画生活:福本伸行×佐藤秀峰講演会レポート
色々と注目すべき点は多いのですが、とりあえず黒沢のあの終わり方は、やっぱり打ち切りだったんですね、本当に編集は大バカ、小学館潰れちまえ(笑)。
・2人とも他の漫画や小説映画などはあまり見ない
・佐藤先生は持ち込みに行った編集さんに「もっと映画とか見た方がいい」と言われた
・けど、逆に5〜6年全然読まないでやったw
なんか手塚治虫がトキワ荘の連中に「漫画を描くためには、映画を沢山見なさい」と言った言葉を、それこそ判で押したかのように、編集者とかは、漫画家に言い続けているというのが、凄い良く分かるよなあ(苦笑)。でもマンガというジャンル自体に、バリエーションも増えているし、手塚治虫や
トキワ荘の頃と違って、日常生活において、映画鑑賞と同じような刺激のバリエーションも増えているから、小説とか映画を沢山見ることだけが、漫画家の修業の役に立つことでも無くなっているようには思う。
あーこれ自体も凄く分かるけど、しっかりと他ジャンルのメディアと、自分たちを比較して争っていくための戦略を考えられる、福本先生は凄いですわ、こういう分析をして作品作りが出来てる人って、あんまり他のジャンルでもいないからね。
・美心の名前の由来は
木村拓哉と工藤静香の長女・心美
・「なんだコイツw 顔が良いのは織り込み済みかよw 心が良けりゃそれでいいってもんでもないだろ?」とか思って名前をもじってみた
もう福本先生の視点の素晴らしさは、ここに尽きますわ(笑)。
・漫画描きあげて50%、読者に届いてもう50% 両方必要
これは現代の若手のクリエイターとか、アーティストとかは、胸に刻ませるように聞かせたいお言葉です。というか現役の前線で活躍している実作者でこれ言えるって、福本先生はやっぱり半端ねえわ。
これは福本ファンの多くも同意じゃないかな?
アカギ(21) (近代麻雀コミックス) (近代麻雀コミックス) 福本伸行 by G-Tools |