島田紳助の格付けで見るテレビ研究論
紳助式レギュラー番組格付け - タスカプレミアム
リンク元でも書かれていますが、20代の頃からこういう分析を繰り返していたという、島田紳助はやっぱり凄いです。こういう分析をしているから、目の前のスタートラインだけに集中してしまうなんて事はおきない。10年先、20年先に到達すべきゴール、そして更にその先ということも冷静に判断していくことが出来る。
しかしこうやって見ていると、いかにいまの芸人が島田紳助がC設定している位置ですら、雲の上のように仰ぎ見ているというのが良く分かる。Bにやっと入ったぐらいで、社会的な成功を成し遂げたという事になっている。しかし紳助はこういう分析をしていて、そのぐらいのポジションではBランクやCランクだということを、自分の心に刻み込んでいるから、それで満足はしない。
しかし今の若手芸人でDランクにも入れていないぐらいの仕事で満足している芸人が、そのぐらいの仕事をするようになったぐらいで、好きな芸人が、売れたとはしゃぐファンがどれだけいるか、分析もしないし、外を見ていないから、どんどん成功の基準のハードルが下がっていく。
しかしこうやって紳助の基準で見ていると、ココリコはS、今田耕司と極楽加藤がそろそろAからSに移行しつつあること、藤井隆と東野幸治もA+といって良い位置、雨上がり決死隊はまだまだA+には届いていないヒラのAランク、ウンナンは何だかんだいってもSランクに帰ってこれるのは、決してBまでは下がっていなかったことが大きかった。
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