R-1ぐらんぷり2008感想の感想

ブログとかニュース記事を見回って、気になった記事への感想です。僕が今回見回ったのはこれだけありました。

R-1ぐらんぷり2008決勝をもう1回じっくり見てみる : おわライター疾走

ブログの感想を見ていると、なだき武と芋洗坂係長に関しては、完全に賛否両論真っ二つで気持ちいいです。
この両者を「自分の中では4位だった」みたいな所で書いている人はほとんどいなくて、「優勝間違いなし」「受けてはいたけど、自分の中では最下位候補だと思っていた」ぐらいの両極端の人が多くて、そのぐらいの見る人によっては違う印象を持つぐらいの振り幅があった方が、最終的な大きな評価に繋がると言うことですね、それは大阪の賞レースの二次予選で40組中最下位になった半年後に、M-1を制したサンドウィッチマンにも言えることですが、そのぐらいの振り幅はあった方が魅力なんでしょう。
だから中山功太には「DJモンブラン」の路線を突き詰めて欲しかったんですけどね……。でもこの二人と鳥居みゆきだけが評価にバラツキが凄くあって、他の五人が大体似たような評価で、それほど振り幅のない所に収まっているのは、凄い分かりやすい結果だと思いました。時間があったら自分内順位を書いている人のデータを集計とかしたかった。

R−1視聴率関西15・7%関東8・3% : nikkansports.com

豪華メンバーで事前の番宣にも力を入れていた甲斐もあり、日曜の昼間という事を考えたら上々の数字といえるのではないでしょうか?

なだぎ武「R1ぐらんぷり」V2で男泣き : nikkansports.com

前年の優勝は徳井さんと同点での決選投票だったり、優勝しても「友近の恋人」呼ばわりしかされないこと、そして記事中の「DVDの派生ネタ」というのは間違いにしても、「番組のワンコーナーで生まれた、棚からぼた餅みたいなキャラ」だったという思いはあったんですね、だから2006年の段階でディランはあったし、二回戦ではやっていたのに、準決勝では違うネタだったのは、そういう思いがあったんですね。
今回はなだぎさんがスミス夫人の頃から、いやもしかしたらもっと昔から、それこそNSCに入る前からやっていたかもしれないような事の、積み重ねの集大成のようなものが開花したわけですからこその涙で、あの場にいた人、テレビの前の人たちがみんな胸を打たれたのは、それぐらい美しい涙だったからでしょう。
スミス夫人で一時は吉本の売り出し芸人のど真ん中に乗りかけていたけど、劇場の方針転換とか色々とあって、2丁目劇場を卒業してからは、スミス夫人の解散、ザ・プラン9に入るときも吉本の中から反対意見が出たりと、凄い苦労の時間が長かった、テンションの小浦さん、ほっしゃん。本当に一時期地獄を見てきて帰ってきた人たちがそこにいた。

史上初の快挙に号泣!なだぎ武がR−1ぐらんぷり連覇達成! : はてな出張版すいか日記

「アンチ・プラン9には、なだぎファンが多い」というのは、初耳だったんだけど、あーそうか、そうかも知れないなあ。本公演とかだとまた違うんでしょうが、漫才とかで出ているときのプラン9の中だと、なだぎさんって一番目立たない役回りというか、あまりなだぎさんのキャラクターとかを使うようなネタになっていないし、振りに徹していくことの方が多いし、そういう意味での欲求不満は、昔からの特にスミス夫人の全盛期知っている人は不満持っても仕方ないような気はする。
なだぎさんは東京に行くことになれば、大きくチャンスは広がるでしょう。いまの大阪になだぎさんが活躍出来る番組ってあるようでないし、ザ・プラン9については本公演だけは続けていけば良いようにも思うんですけどね、実際になだぎ武浅越ゴエだけでなく、ヤナギブソン鈴木つかさの二人もピンでの露出が増えてきているし、さんまさんに「プラン9は五人ともピンだと面白いのに、五人でやると個性と勢いが無くなる」みたいな事を言われたりもしたけど、本公演だけはきちんとある間隔でやっていけば、それ以外の活動というのはほとんど無くなっても、母艦としての機能は果たすと思うし、何よりいまメンバー個人がチャンスになっているというのを、逃している場合じゃないでしょうね、ここで一人が突出して売れれば、それはプラン9の本公演にも集客とかスポンサーが付いたりすることで帰ってくるし、それはそのまま舞台にかけられる予算や、協力してくれる人材のレベルに跳ね返るわけだから、この流れをメンバー全員が掴みにいかない理由がない。
そしてみんながピンとして頑張って貰って、リーダーの久馬さんには誰かとコンビでも組んでもらったら良いんじゃないですかね、久馬さんと同世代でうめだ花月でピンやっている人の中で、息が凄く合いそうな人に心当たりがあるんですが、いかがでしょうか?(笑)
以下、ブログの感想を受けて、感想の感想的なものです。

COWCOW山田よし

やっぱりまず似ていないという所で、引っかかっている人は多かった(笑)。しかしそれとは別に「北の国から」って浸透しているんだなあというのも、色んな感想を読んでいると感じました。なんであれだけ場内が笑っているのか分からない、という感想はいくつか見かけましたが、あれはもう雰囲気で持って行かれたとしか言えない。そしてこの雰囲気というのは会場内しか共有出来ない、幅の狭いものだったとは、残念ながらテレビで見返した感想としては思います。

掛け算はオチ読めすぎてたなぁ。
R-1 2008 雑感。 : Scott’s scribble - 雑記。

これについては、次の意見をご紹介したい。

このオチが来るぞ、きっと来るぞという期待を持ちながら、やっぱりきたー!というのを楽しむタイプのネタのようだ。ジュンと夕張メロンはその典型例。笑点における黄色こと木久扇さんに通じるところがある。
R-1ぐらんぷり2008 テレビ視聴メモ(お笑い素人がお笑いを語るシリーズ) : アホ理系青年の主張〜窓野マサミ☆ネット街の悪夢〜

ある意味、トップ出番がこういう予定調和ネタというのは、会場のお客さん的には見やすかったし、全体的にこの日が良い雰囲気だった元でしたね。

ただ、わかりやすいネタでトップバッターとしての役割は果たしていたと思う。
R-1ぐらんぷり2008決勝をもう1回じっくり見てみる : おわライター疾走

ということですね。

世界のナベアツ

とにかく「構成が素晴らしい」「振り切れている」という声が多いけど、でも「構成の素晴らしさ」という意味ではなだぎさん、「振り切れている」という部分では、これもなだぎさんと芋洗坂係長に及んでいなかったように思います。なんか物凄いレベルは高いんだけど、マトリックスを作ったら一番ポイントは高いかも知れないけど、と最高点がどこもなだぎ武芋洗坂係長には及ばなかった感じが、何度か見返した上で、いくつか他の人の感想を読んでいると思いました。それを一番感じさせてくれたのがこれですね。

とりあえず世界のナベアツは3位! って発表された時にアホになってほしかった。
R−1ぐらんぷり2008 : お笑いを見るにあたり

これは自分には想像もしなかったけど、凄い指摘ですわ。真剣勝負に負けたんだから、そんな余裕はないだろうと思う所もあるけど、でも作家兼業となっている現在や、また本人のキャリアを考えたら敗戦を受け止めて、瞬時にそういうことが出来る割り切りというのを期待するのは、渡辺鍾を評価しているからこそ期待するというのは、凄い分かる気がしますし、それが出来ないのが、同世代の芸人さんで一時沈んでいた人たちが再浮上している中で、ジャリズムだけがいまいち浮上しきれない理由にも思えてきました。本当の意味で地獄を見たからこその、割り切りというか開き直りが、もしかしたら足りないのかも知れない。
というか作家経験を経ている渡辺さんが、開票する前から自分の敗戦を認識出来ていなかったんだ、ということが一番残念だったりします。会場的にはナベアツの優勝というのは、完全に無しという雰囲気になっていたと思うのですが。
最後に細かい所ですが。

途中「考えオチ」みたいなのを
リズムに乗ってぽんぽん進めて行くので
あそこで付いて行けない人も居たんじゃないでしょうかね?
R-1ぐらんぷり2008感想 : 一汁一菜絵日記帳

当日の会場は年齢層が少し高めだったこともあったので、笑い待ちも兼ねて、考える時間をお客さんに与えても良かったようには、確かに思いました。

中山功太

全体的にアマチュアであっても、自分が現役で芸人やっているような人は高評価なんですが、あと現役で葉書職人的な投稿をしている人にも、ただそれ以外の層には、今回の中山功太のネタの見せ方とか喋り方に引っかかっている人が多いという印象です。
実際に現役でいまネタを考えるという行為をしている人は、功太さんの「対義語」のフリップ書いてあるネタの発想力だけで、高評価を与えているけど、そうではない人は審査員やっているベテラン芸人から、一般の視聴者までそこだけを見て評価しないというのが、はっきりとしたように見えました。

なんか淡々とやりすぎてるような印象を受けてしまいました。
R−1グランプリ&爆笑!レッドカーペット : 続・メガネのつぶやき

前に言ったことをもう1回持ってくる天丼ネタがことごとくスベってしまうのはなぜなんだろう。
R-1ぐらんぷり2008決勝をもう1回じっくり見てみる : おわライター疾走

この辺はラサールさんが、M-1の千鳥のことをブログで評していたのにも、通じる所のように思いました。

立川ダンカンが言ったことが全てなんだけど。
関東在住の人間が語るR-1ぐらんぷり08 : 「やってみるさ」

まぁ、ダンカンが言った事が全てでしょうね。
やっぱり芸人「ネタがよく出来てるだけではダメだ」
という事が証明されたと思います。
R-1ぐらんぷり2008感想 : 一汁一菜絵日記帳

もうダンカンの審査コメントが全てという表現多いなあ(笑)、まあ僕もそう書いたけど、でもそれだけあれは的を射ていた。面白いことを思い付いても、伝わらなければ意味がないし、伝える方法が弱かったら、せっかくの良いネタも弱い印象になってしまう。

採点後の「くじ運すいませんでした!」は良くないよなー。マジメに謝っちゃったよって、少し引いた。
関東在住の人間が語るR-1ぐらんぷり08 : 「やってみるさ」

でもあれは中山功太からしたら面白コメントのつもりなんですよね、そして普段の中山功太のキャラを知っていたら、面白コメントとして聞こえるから、笑ってしまう人がいるという問題。これはネタ本編でもそうで中山功太を知っている人は、フリップに対する被せコメントで笑っているけど、知らない人はあの部分がスーっと流れていったという感想になっている。

準決勝とほぼ同一のネタ構成だったのにテレビで見るとマイナス面が目立つから困る。テレビとは全く困った箱である。
R-1ぐらんぷり2008決勝戦 : ike-chinの日記

テレビというフィルターを通ることよりも、生で見るよりも客観的に見れるという所はあるんでしょうね、だから生よりもテレビの方が冷静な評価になるし、その冷静な評価を生で出来るプロの芸人さんの審査員というのは、やっぱり凄いなとM-1でもR-1でも思います。

なだぎ武

ここは前文で語り尽くしたので、短くしますが。

ナベアツの時に触れた「小ネタをまとめる大きな括り」の、設定センスでしょう。この部分が非常に芸達者。飽きさせないし、何よりアホ。ナベアツよりもアホだったもん。
関東在住の人間が語るR-1ぐらんぷり08 : 「やってみるさ」

ここがこの後の芋洗坂係長もそうだけど、本当に地獄を見た人と、地獄を見るまでいかなかった人の差という所ではないでしょうか?
あとなだぎさんの最後の大仏ポーズが「ハリウッドザコシショウのパクリ」なんていうくだらないこと言ってる連中がいるみたいですが、それがどうしたというだよ話ですよ、特にこの辺の2丁目劇場の人たちは、一人が考えたギャグをみんな共有物的にしていたこともあったし、もっというと、これが本当にザコシショウのオリジナルでなだぎさんがパクったのかという話でもあるんですよね、逆かも知れないし、もっというと他の人人が作ったのを二人とも使っているのかも知れないし、この辺の世代の芸人さんとか、この頃の2丁目のノリを考えれば、とやかく言う事ではないでしょう。なんかこんなくだらない事で、なたぎさんの優勝を汚されるのだけは許せない。

鳥居みゆき

あの流れで最後に駄洒落ネタが来るとは思わないよね。あれをくっつけたことで、見る人が見れば鳥居の評価は上がったはず。
R-1ぐらんぷり2008決勝をもう1回じっくり見てみる : おわライター疾走

あと牛丼のくだりのような上手い言い回しは
彼女にして欲しくない。
R-1ぐらんぷり2008感想 : 一汁一菜絵日記帳

これは今までの感想でも書いたけど、僕もテレビで見ていたら「あれはやっちゃダメ」と考えたと思う、でも生で多様な客層の中で見ていたから、あそこで「あーこれは笑って良いんだ」と気付くことが出来て、あそこで開放されたものがあったので、生で三分以上のネタをするんだったら、ああいう見ている人が不安な空気から、救われる部分というのは、僕はいるなあと思いました。このぐらいのものを入れても、大丈夫というか入れないとしんどい所があった。

ちなみにオチの「てんやわんやで『てんや』行く」のてんやは、関東限定の天丼チェーン店で、「牛丼」と一応かかってます。関東以外の方は分からなかったですね。関東人でも「てんや」なんて大して知らねぇけど。
関東在住の人間が語るR-1ぐらんぷり08 : 「やってみるさ」

それはさすがにあの場にいるほとんどの人が分からなかったわ(笑)、ただこういう風に多くの人が分からないものが入っていることが、この人の狂気性の演出につながっているとは思う、それが例えマイナーなローカルの牛丼チェーン店であったとしても、おそらくこの人にとって牛丼屋も連合赤軍も同じようなものなんだろうな。

あべこうじ

ここは優勝するタイミング逃したって感じかなぁ…。
R-1ぐらんぷり2008感想 : 一汁一菜絵日記帳

ここは完全に麒麟笑い飯状態に填ってしまいましたね……。

芋洗坂係長

なんかね、こんなのは芸じゃない的な反応が、いくつか見られたんですが、でもこれは「芸ではない」という風に見た人に思わせるという優れた芸なんだ、という所にせめてブログとかでお笑い論評書いているような人は気付こうよと思う、その先にある好き嫌いというのは、当然あるにしてもです。

生粋のコメディアンとでも言うのでしょうか。面白いことをしていないですよ、ていうふりをしている姿でさえも面白い。
『R-1ぐらんぷり2008 決勝戦』 : とりめし御膳

そうもはやわざわざ芸をしなくても、存在感の全てが芸人なんですよね、そこに立っているだけで芸になっているんだから、芋洗坂係長としてそこに存在するだけで、それが立派な芸になっていた。

いやー、テンションのノリを
そのまま髣髴させるような芸でした。
R-1ぐらんぷり2008感想 : 一汁一菜絵日記帳

にづかさんは電話で話したときに、かなり具体的に「テンションの○○のネタを思い出した」って言ってましたね(笑)。

途中の「ジンギスカン」が要らなかったかなー?
なんかかなりタイムオーバーしてたようですし。
R-1ぐらんぷり2008感想 : 一汁一菜絵日記帳

もっとハッキリ言えばジンギスカンいらなかった、削って良かった。
関東在住の人間が語るR-1ぐらんぷり08 : 「やってみるさ」

現場で見ていてもあそこで間延びした印象だったけど、テレビで見返すとその印象は更に強いですね。準決勝から変えてしまった所ではあるんですが、それが大人の事情だったのか、本人の意思なのかは分からないけど、ここを巧く出来ていればと言うことだけが残念でした。

準決勝のマイケルジャクソン「BAD」にいろんな人のギャグを詰め込む替え歌あったんだけど、R-1ぐらんぷりがDVDになった時にマイケルジャクソンへの支払う著作権なのか、いろんな人のギャグを無断使用している事なのかわからへんけど、封印していましたね。
R-1ぐらんぷり決勝戦を見終えて : 野球マニアの独り言

客層について

とりあえず現場にいた僕としては、あれだけの世代がバラバラで、男女比も半々という客を集めた、関西テレビはとにかく良い仕事をしたと思います。

あー、あと気になったのは客席。M-1のような重い空気ではなく、良く言えば温かい雰囲気だったが、悪く言うと『検索ちゃんネタ祭り』と同じ客層。頼むからコントの展開に「えー」とか言わないでください。
R-1ぐらんぷり2008 : ココアフェス

そんな事はなかったと思いますよ、そういう人もいたかも知れないけど、それはストイックなお笑いファンが気にし過ぎな所だと思うし、普通のお笑いファンというのは、そういう反応する人もいるんだから、そんな中でどう振る舞うかという演技力とか、アドリブも含めた判断能力というのも、お笑い芸人には問われるわけで、だから「かわいいー」みたいな大歓声の後で、それをまず打ち消す所から入ってネタを進行していける、にしおかすみこや柳原可奈子はそういう点でも評価もと上げて良い。

審査について

点数がインフレ気味。基準点が90点ってのはどうなのよ。各審査員の1点、2点の差異の積み重ねが順位に繋がるからってこれをヨシとしたくないなぁ。基準点を80点くらいに引き下げた上で点数をはじいてほしいもんだ。
R-1ぐらんぷり2008決勝戦 : ike-chinの日記

得点と順位は個人的には順当。審査員の採点アベレージが高かったけど、それだけにそれぞれの少ない点差はリアルな点差と受け取るべき。10点差圏内の4〜8位と、3位ナベアツと4位中山功太の10点差は如実でしょう。
関東在住の人間が語るR-1ぐらんぷり08 : 「やってみるさ」

ほとんどの審査員が1点や2点刻みでしか点差を付けていない中で、3位と4位の間に10点の総得点差が出たのは、逆に分かりやすい印象を受けました。

少なくとも最終結果発表の時には「誰が誰に何点入れた合計がこの順位」っていうのを発表したほうが良いような気がします。
R-1ぐらんぷり決勝戦を見終えて : 野球マニアの独り言

決勝の審査員に関しては、僕は現場だったのでそんなに不満が出なかったのですが、ただ点数が一点差刻み、二点差刻みになっているのは、確かに問題があるというか、一人でも立川談志までいかなくても、島田紳助松本人志みたいに、はっきりとした点差を付ける審査員が一人交じったら、その審査員一人の得点だけで順位が決定しかねないですから、でも一人だけ開票するのだと、基準点を高くした上で、細かい刻みでしか点は付けられないだろうなあという気もしています。
例えば基準点が70点とかだと、その人の中で最高得点でも、80点とか付けたら「低い」と思われてしまいますしね、ああいう風に最後に個人点数発表出来るのなら、それだけで良いように思いますね、あと審査員にもっとはっきりとした点差を求めるのなら、審査員の数は五人ではなく、責任の分散させる意味でも、七人にした方がいいとは思います。

でも、今年は去年に比べてなかなかよかったというか
去年は正直、消去法で優勝者が決まった感じだったので
今回はリアルな接戦で非常に楽しめました。
R-1ぐらんぷり2008感想 : 一汁一菜絵日記帳

ドカーンと来た人はいませんでしたが、全体的なレベルの高い混戦でしたね、だからこそこれだけ賛否両論が多くて、賛の意見にも否の意見にもバリエーションがあるという意味で、今回のR-1は良い大会だったと思います。僕としてはライブで見たときの自分内順位や優勝者とは違う結果だったけど、だからといってそれで大会や審査員を否定するという気持ちにはなれないのは、このバリエーションの豊富さと平均レベルの高さがありました。
R-1ぐらんぷりは今年をきっかけに凄い良い大会になるのではないでしょうか、その為にも、芋洗坂係長が売れる事と、なだぎ武がスーパーな売れ方をすることを期待したいですし、この二人なら出来るでしょう。