爆笑オンエアバトル12月7日放送分 : 一汁一菜絵日記帳

確かにくじらが良かったということしか覚えてないなあ、風藤松原に大して期待していることは、僕も同じですね、「ヤだね〜」の喋りだけで4分やって欲しいし、M-1とかもそっちの方が良いような気がする。面白いんだけどM-1三回戦がそうでしたが、ああいうコンテストの雰囲気になると、にづかさんも指摘している欠点が浮き彫りになるんですよね、ああいう雰囲気で喋りだけで通すために、時事漫才とかやってみても良いような気がする。くじらはショートネタ系の番組以外で、ここまで実力を発揮できたのはテレビで初めて見た気がする。三拍子はオンバトチャンピオンもM-1ファイナリストも、あと一歩ではなく、あと半歩の所にいると思うけど、そこで延々と足踏みを繰り返しているのが気になるんですが、テレビで成績を競う趣旨の番組で、堂々とこういうベタベタなネタを出して来てしまうところが、永遠の半歩差を埋められてきていない現状のように思えてきます。
チョップリンはこのネタは、最近に改良されていたヴァージョンの方が良かったので、このネタに関しても今後に期待ですかね、スマイルに関しては、大阪の芸人全員に言えることですが、大阪である程度名前を売ってから東京に行くときは、いま大阪で成功しているスタイルやネタを持って行くのではなく、最初に大阪で評価されるきっかけになったものを卸していった方が、絶対に正しいというのは間違いないと思います。特にbaseや角座のレギュラー陣は、特定のお客さんとの共犯関係で築いた「お約束」が多いから、ストリークみたいに時間かけてオンバトでもそのお約束を浸透させることも出来ないことはないけど、ストリークぐらいキャリアがあるから上手くいった所もあると思うので、大阪勢はオンバトの一発目は、最近のライブで高評価のネタではなく、過去のネタになって良いから出世作を持って行くべきだと思います。

爆笑オンエアバトル12月14日放送分 : 一汁一菜絵日記帳

面白いんだけど、漫才が巧くなるに連れて、印象が薄くなってる気がするのがパンクブーブー、巧さで勝負というのは悪くないし、大衆向けの良い漫才だとは思うけど、評価という意味ではかなり玄人向けの評価になってきてる気がする。パンクブーブーがちょっと物足りないぐらいの内容で、500KB越えな一方で、他の東京勢もそんなに面白い、レベルが高いと思えるネタを披露したコンビがいない中で(でも僕もこの回のレム色は個人的には高評価なんですが)、大脇里村ゼミナール、男と女、ヒカリゴケといった、大阪の次代を担う若手が全滅したことの方が、印象深いです。男と女に関しては、やっぱり大阪以外の人が「大阪から来た男女ドツキ漫才」と聞いたら、敏江・玲児みたいなの想像して期待もするわけだから、NHKのドキュメントでも言ってましたが、大阪の若手の劇場に来るようなお客さんが引いてしまうんで、強く叩くネタは抑えているようなんですが、東京とか大阪でもお笑いファンではない一般のお客さんを前にしたときは、もうそれこそ市川さんの眼鏡が壊れるぐらいのドツキや、大袈裟に倒れるぐらいして良いと思います。大脇里村に関しては、NHKだからといって商品名がバンバン出てくるようなネタを避けるようなことはしないでも、もう今のご時世は大丈夫だと思います。ということだけかな? ヒカリゴケは東京に進出して、東京のお客さんにおなじみの存在になれば、安定してオンエアされるようになると思うんで、来年からの東京進出頑張ってください。