『リンカーンSP〜ルーツの旅・ダウンタウン編』

『ロンハーSP』を見てなかったので、頭から偶然見ることが出来たのですが、尼崎の下町に対するホトちゃん筆頭の反応が過敏で面白い。いや都会の下町なんて、みんなあんなもんじゃないの? という僕は尼崎に匹敵するカオスな地域が、地元だったりするからなのでしょうか。松本の一人暮らしのマンションが、結構綺麗な良いマンション、というのが話題になっているようですが、大阪だとワンルームマンションでも安いですからねえ、あとダウンタウンは食えるようになったのが、比較的早かったはずです。売れてなかった頃のダウンタウン、ハイヒールの二組は特例で給料制だったはずだし。そのハイヒールとダウンタウンの仲良しエピソードは、時々男同士の友達みたいなもの、ということから一線越えてるようなエピソードがあって、本当に男女の付き合いある組み合わせがなかったのか? という疑問がいつエピソードトークを聞いても尽きないです(笑)。またプチのママ登場かと思ったら、全然“また”ではなくて、浜ちゃんとの対面は12年振りと聞いて驚愕、なんか浜ちゃんの番組に出たの、つい最近のことと記憶していたよ(笑)。浜ちゃんが「※※師匠に殺すぞ!!」と言われたという話は、「やっさんじゃないか?」という声もあったけど、やっさんだったら、あそこでピーは入らなかったように思う。
そして今回のメインの、ダウンタウン以下のリンカーンメンバーの吉本新喜劇飛び入り出演、『夕焼けの松ちゃん浜ちゃん』のイメージが強い僕には、「吉本新喜劇にはほとんど出ていない」というイメージがないけど、芸人さんにとっては『駐在さん』以降のバラエティショーは、新喜劇と明確な違いがやはりあるんですね。
復帰した帯谷さんが出てきたり、ムチャブリする方の小薮座長の方が、凄い面子を前にしてなのか緊張していたり、宮迫さんが松ちゃんのコメントが的確すぎる置きに行ったボケの後に、大竹さんも続けて置きにいって、一発目であのボケ出してたら格好良かったのに、惜しいなあ。しかしダウンタウンにムチャ振りする側に回ると、宮迫のキャラがイキイキしだした(笑)。
ダウンタウンは、やはり松本人志はこういう空間に放り込むと、まだまだ現役の雰囲気が出てくる。小薮座長や宮迫さんの役割も分かるけど、その辺の段取りも浜ちゃんに任せて、二人ともああいう雰囲気に入ったところをもっと見たかった。島木穣二との絡みは、浜ちゃんも松ちゃんも、前述の『夕焼け』でほぼ毎週のように絡んでたこともあったし、勝手知ったるもんだよなあ。ただ「結構、日光、東照宮」はマイナーすぎて知らなくて当然だよ(笑)。
いやでもダウンタウン吉本新喜劇は、楽しかったというか嬉しかったなあ、僕はやっぱりダウンタウンといえば、漫才や『夕焼け』のような吉本バラエティや、『4時ですよーだ』のように、ジジババ女子供相手にしていた番組で好きになったから、ダウンタウンの尖った笑いというか、『ごっつええ感じ』の後半とか、松本人志のピンのコント活動の、シュールになってからにあんまり興味が持てなかったので、こういうベタなことしているダウンタウンが見れたのは嬉しいです。ダウンタウンの二人がベタな笑い好きなのは、『ガキの使い』の「笑ってはいけない24時」で気付いてる人も多いと思うけど、自分たちがそれを演じるのも嫌いじゃないはずだし、ダウンタウンの二人が演ると面白いんですよね。

GOBU・GOBUGOBU・GOBU
ダウンタウン


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