今年のM-1決勝予想という話が出た

まあ色々とここには書ける話、書けない話が、お笑いファン仲間との会合であったのですが、その中で書ける話として、今年のM-1決勝予想するとしたら？ という話題が出ました。これが思いがけず難しかった。まずナイツ、U字工事、ダイアンの三組はおそらく当確だろうと、去年のM-1前には同じく当確扱いしていたオードリーは、多忙と消費が予想以上なことを考えると、元々準決勝の審査員の何人かにはまっていなかった事を考えると、今年も厳しいんじゃないか？ という風に考えてしまいます。あんまり忙しくなりすぎていたら、事務所がM-1に参加させない可能性すらあると思う。
ということで新顔となるとこれも難しくて、去年のファイナリストのモンスターエンジンの現在の迷走っぷり、大阪勢としては二番手グループにいる、鎌鼬、銀シャリ、ギャロップの迷路っぷりを見ると推せないし、ジャルジャルは現在やっているような形で決勝に行けるのなら、もうとっくに行ってると思うから、これも厳しいと思います。他は東京に行ってしまったけど、なすなかにしの復活とかに期待するしかない……ってやっぱり想像以上に厳しいですね、本気で今年こそダイアンだけみたいな事があり得そうです。
東京勢は決勝経験者のタイムマシーン3号を含めて、あとちょっとで決勝と見られている人たちが沢山で、吉本だとチーモンチョーチュウ、パンクブーブー、カナリア、イシバシハザマ、オリエンタルラジオ、決勝経験者の南海キャンディーズ、ハリセンボン、非吉本でも流れ星、磁石、我が家、ハライチ、去年は三回戦でしたが、キャン×キャン、三拍子、超新塾と強豪揃いです。
とりあえずこの中だと、流れ星が一番M-1の審査員のツボではあると思うのですよ、どう考えても流れ星は好まれても不思議じゃない。磁石とパンクブーブーは、おそらく現時点の面白さという事で言えば、関西の鎌鼬とかギャロップと比べたら、現時点の力はこちらの方が何枚も上だと思うんですよ、ただ期待値とか、まだ見せていないポテンシャルの底みたいなのは、絶対にこういう審査する人は見つけたがるんですよね、そういうのをあまり感じさせるタイプじゃない。我が家はかなり良いと思うんですが、なんかこの人たちは色んな勝負所で持ってくるネタのズレ方を見ていると、自分たちの面白さがまだ何か分かっていないのがダメだと思う。
そう考えるとチーモンチョーチュウ、流れ星、そして残り八ヶ月の使い方次第では、ハライチが上がってくるかな？ という風に思っていますがどうでしょうか？ これでもまだ六組しか出てこないんですが、しかも自分の中では流れ星とハライチに関しても、相当に冒険した予想なんですよねえ、こりゃ準決勝を普通にこなせば、また笑い飯とキングコングは決勝に上がれそうだ（笑）。南海キャンディーズとかオリエンタルラジオに頑張って貰いたいですけどねえ……。
というわけで今年の決勝は相当に枠が空いてるなと、去年の準決勝会場のモンスターエンジンぐらいの爆発があれば、思わぬ新顔が出てきそうです。僕の中で「万年準決勝の東京五組」という括りだった、U字工事が自分の中では2009年の優勝候補という気持ちにまでなっているので、本当に誰が浮上してくるか分からないし、それが年末の長いM-1予選シリーズの愉しみです。しかしここまで予想して思うのは、マシンガンズが今年も出られたらなあ……、という結論になってしまうのです。本当に何とかならないだろうか。

笑魂シリーズ マシンガンズ 「怒(ど)」 [DVD] マシンガンズ by G-Tools