明石家さんまと「すべらない話」
お笑い素人がお笑いを考えるシリーズ:すべらない話をすべらない話として発表するのは危険であると考える2つの理由 : アホ理系青年の主張〜窓野マサミ☆ネット街の悪夢〜
そうお笑い芸人が、お笑い芸人だけでやれる舞台なんて、場が大きくなればなるほど、売れれば売れるほど無くなることを分からなきゃいけない。松本人志はそれを分かっているだろうけど、これが全てのように、お笑いの一番高尚な舞台のように感じてしまうような錯覚だけは起こしては行けない。でもお笑い芸人のガチンコ幻想というのは、そういうのを加速させている。芸人間で求められている体育会系なお笑いイベントは、決して大衆が求めている笑いとは別であるということは、それとは別に認識しないといけない。
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明石家さんまが先週の「ヤンタン」で、「すべらない話」に対して、非常に皮肉なことを言っていたけど、 さんまさんなら言うだろうなと、あの番組に対しては良く思っていないだろうなと僕は思っていたので、さんまさんがこのぐらいの事を言うのは納得というか、「そりゃそうだよなあ」と思うだけでした。さんまさんはお笑い芸人に求められるスキルは、どれだけ不利で困難な状況で、どれだけ喋ることが出来るかということだから、お膳立てが揃った所でというものに対しての評価は低いよね、さんまさんは「あっぱれさんま大先生」が出来る人だし、桂三枝、明石家さんまの系統というのを、もっと若手芸人の人はその凄さは分かっていると思うけど、その凄さの正体を分かって欲しい。「すべらない話」や「ダイナマイト関西」のDVDだけを勉強の教材にしないで欲しい。
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- 過去記事:芸人のジレンマ : 岡田斗司夫のプチクリ日記(2006年9月22日)
- 過去記事:クイック・ジャパン 明石家さんまロングインタビュー(2005年12月15日)