ダバディさん岩佐さんのやりとり続き

というか、何とかこれで僕は打ち止めにするために、出し切りたいなと思っています。
基本的にこの件の岩佐さんのほうの文章を、基本的にはダバディさんと同意で深い考えが別にあるけどあえてこういう書き方しているという意見岩佐さんは大人のご意見と素直に取っている人に大きく別れているようですが、それは別に自分はその点については関心がないので、まあどっちかというと僕は後者かなと思いますが(笑)、岩佐さんって基本的に思ったことを素直に書く人だと思うんだよね、ダバディさんにも言えるけど基本的に本意は別にあるけどもみたいなことはしない人だと思う。
まあそれは別に対立点とは僕は思わないので、大事なのは自分が読み取った印象についてどう思うかが大事ですからね、この件について正直下に書いてある文章が舌っ足らずになっているのは、ダバディさんと岩佐さんの言ってる内容が基本的に言ってることは同じなのに、どうも自分は根本的な食い違いを感じていて、まあ枕にだけして違う話題にスライドさせちゃいましたが、回答を与えてくれた書き込みがJ-KETならびにid:guideさんがくれたので、この件僕の中では終わらせることが出来そうです(笑)。
えーと以後の文章はほぼダバディさんや岩佐さんは関係ないです。ほぼここここケットさんBlogを相手にした話しです。これで『オタク向けに特化した挙句、業界全体が尻すぼみになりつつあるアニメ業界みたいになる』という意見にも、一応僕なりの回答にもなると思う意見です。まああくまで僕の中での自己完結になる可能性大ですが(笑)。
僕がこの前amazonで大量に本を購入して読んで書評というか感想文を用意している中に、次のような本があります。

『山本弘のトワイライトTV』 山本弘/洋泉社/1470円)

これは日本の特撮やアニメも扱っていますが、ほとんどがアメリカ・イギリスを中心とした海外のSFドラマやコメディを紹介している本です。
そしてこの本の中で山本先生は『日本ではこれだけのレベルの高いSFドラマ(コメディ)は作れない』という話しを、何とか改善したいと主張したり、絶対に無理、日本にはここまでの志がないと嘆いたりしています。
で、ケットさんの日本のスポーツマスコミに対して「まっとうさ」を求めているという点についてもそうですが、ドラマにしてもスポーツにしても、外国では普通に達成している水準を要求しているに過ぎない以上、それを『100年経っても無理』とか『オタク向けへの特化』と指摘するのはちょっと違うよなと思ってしまいます。
ケットさんにしてもダバディさんにしても、マスコミが簡単に変わらないなんてことは分かっていて、だからこそ見る側に変化を求めているわけだから、メディア改革というよりメディアリテラシーを求めている意見なわけで、メディアは変わらないとか、大衆が置いていかれるという次元の話しではないのではと思っております。
岩佐さんがそこまで含みを元々の文章に本当は持たせていたかどうかは、最初にも言いましたが割とどうでも良いなあ。というかダバディさんも最初からそう言ってると思うし(笑)、まあダバディさんの言い方は分かりにくいけどね。
『「日本のアニメ業界はオタクたちの「私たちの見たいものを見せろ」というのを積み重ねた結果、一部のオタク向けの閉鎖されたマーケットしか築けていない」か?』という件についてはリンク先をご参照ください。
ただこの件でも思うし、今回の本文中でも意図的にオタクって言葉は使わなかったんだけど、オタクって言葉にポジティヴかネガティヴかで印象物凄く分かるよなあ、僕とかは(多分ケットさんも)そっちの人だからオタク化することにネガティヴな印象がないというか、ゲームの所でも書いたけど、もはやオタクの方が多数派というオタキングみたいなことは思わないけど、そういう意識の人は決して少なくないと思うけどね、むしろワンハードル高い情報に晒されないと次の段階に進めないと思うんですけどね。
サッカーオタク云々はおいといて、西野さんにアトランタ五輪直後の缶コーヒーのCMのイメージそのままにしている人がオールスターで42,940票入れるように、オシム監督に43,837票入れる人がいて、監督になってまだ三ヶ月しか経っていない大分のハン・ベルガー監督に15,981票入るということは、決してそういう人が少数派、1%ではなくなっているということだと思います。
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