押し入れからボロボロの旧版の『海の王子』を出してきた

2009年末に『海の王子』を読む - 藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記

兄の海の王子のことを「おにいさま」と呼んで慕う妹のチマに対し「妹萌え」を感じる、という声を聞いたことがあります

確か全ての「○○萌え」のパターンは、手塚、石森、そして藤子の四人が全てやり尽くしている。という話もあったよね(笑)。

2人の合作といっても、F先生の作品をA先生が手伝った、あるいはその逆、といった形態のものが多いなか、『海の王子』はF・A両者が本格的に携わった連載作品であり、象徴的な意味だけではなく実体的な意味でも「二人で一人」の結晶と呼べるものだと思うのです。

しかし本当の意味での、正真正銘の合作って、実はこの作品ぐらいなんだよね。『オバQ』は前半はスタジオ・ゼロの合作で、後半はかなりF先生だけの色が濃い作品になるわけだし。

海の王子 1〔F全集〕 (藤子・F・不二雄大全集)海の王子 1〔F全集〕 (藤子・F・不二雄大全集)

パーマン 4〔F全集〕 (藤子・F・不二雄大全集) ドラえもん 4 (藤子・F・不二雄大全集) バケルくん〔F全集〕 (藤子・F・不二雄大全集) エスパー魔美 2 (藤子・F・不二雄大全集) オバケのQ太郎 3〔F全集〕 (藤子・F・不二雄大全集)

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