ネタをネタとして受け止められない方が悪いというけれど

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流石にこんなんまで「ネタでやってるんだから、ネタとして受け止めるかスルーしてあげろ」っていうのは、コミュニティを守るという側面において、本当に正しいことなんだろうか? この人が本気でやっているのか、悪ふざけでやっているのかは、もはや関係ないでしょう。知らない人が見た時に、どう思うかというのを考えないでいたら、レッテル貼られて当たり前じゃないですか。
「ネタ」っていうのは、あくまでも相手が「ネタ」と思って始めてネタになるわけで、相手がネタと思わなかったら、それはもうネタとして成立していないというのが、どうしてこの手の人たちは分からないんだろうか?
サッカーでもJリーグで、サポーターの悪ノリが過ぎるクラブってあるけど、あれだって相手が笑ってくれてこそ、当事者以外が「ネタ」と認定して始めて成立するのに、相手が本気で不快になるようなことをしておいて、「これがうちのスタンスなんだ、ネタでやってることなんだから理解しろ」というのは、違うんじゃないの? という風に思うことが度々ありました。でもそういう行為も、イジメとかセクハラと同じで、相手がスキンシップだと思ってくれたら、それはイジメにもセクハラにもならないだけで、相手がセクハラだと感じたらスキンシップとは言えないのと同じ事でしょう。日本の男がみんな森繁や志村じゃないんだというのは、みんな分かってきてるんだから、そろそろ一部のオタクやサポーターも分かろうよ。相手を不愉快にさせたら、それはもうネタと洒落として成立しなくなるということを、そしてそれが相手だけじゃなくて、マスコミとかに乗っかって、世間に伝わった時に、ジャンルやコミュニティそのものが、世間から糾弾されて破壊される危険性がある。なんでも「ネタ」や「ノリ」といえば済まされると思っている人たちは、もっとそういう危機意識を持つべきでしょう。

永遠ダイアリー永遠ダイアリー
高嶺愛花(早見沙織)

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