東京吉本がピラミッド入れ替え戦の新ライブを「ヨシモト∞ホール」でスタート

ヨシモト∞(無限大) -吉本興業お笑い芸人総出演!365日毎日ライブ!! 動画配信中!-

ネタライブの中継が少なくなったからと、ヨシモトファンダンゴTVの契約を先月止めたのに、その途端にこんなものを始めるとは(笑)、まあでもしばらく様子見かなあ、Yahoo!とかでも配信されているし、そっちでやるかもしれないし。
ABCという昔にやっていたビーなんちゃらよりも、松竹のB1角座のピラミッドを思い起こさせるシステムですが、結構テレビ露出の多い人たちがBスタートなのに驚きですが、功力富士彦がBからという名前で椅子から転けそうに、B1角座がピラミッドバトルライブ始めたときに、二人になったせんたくばさみ(現・うなぎ)が、Bステスタートだったのを思い起こさせて泣ける、いやというか功力さんが若手のピラミッドライブから参加ということ自体が、結構寂しい話だと思いました。若井さんもBスタートなんだ、これは大阪での扱われ方を考えたら大出世で喜ばしいことです。
しかし芸人の進路として、テレビで売れたいのなら東京、じっくり漫才をやりたいのなら大阪なんて言われ方が、いかに嘘っぱちかなんて事は、東京で吉本は浅草、神保町、渋谷と新しい劇場を作って、若手もこれだけの数を部隊に送り出せることが出来るということだけで、証明出来ることだと思います。
大阪では吉本は京橋に劇場を作るという話は、もう完全に噂の域の話ではないですし、千日前通りの北側に吉本の新しい劇場が出来るなんて話も、噂話と言ってしまうにはリアルな出所から出ている話もありますが、一方で角座が拡張断念とか、僕は昨日始めて聞いたんですが、うめだ花月が云々という噂もあるみたいだし、やっぱりテレビ露出するにしても、じっくり漫才をやっていくにしても、東京に対する大阪のアドバンテージって無くなってきているよなあ、いや東京の方が舞台数が多いというのは、かなり大きいことだと思います。
前の記事のメジャーかインディーズかという話じゃないですが、インディーズで優良でお客さんを沢山集めているライブとかも、東京はあるみたいだし、この辺の現在の板数の多さというのは、徐々にではあるだろうけど、演者のレベルにも比例する日は近いと思う。こっちは物理的に舞台にもテレビにも、若手が出る余地が少ししかないんだから、そりゃ若手が東京ほどは育たなくなっても仕方ないことなんでしょうが、しかしコンマナセンチがBからとか、くまだまさしがCからとか見ていると、東京吉本の層の厚さには驚愕するだけです。