田原成貴が武豊のアドマイヤオーラ降板問題で飛ばしている

田原成貴の競馬日記

自分で怒り出して騒いで、落ち着いたら自分で抑えに回るという、騎手時代からそうでしたが、改めてプロレス的な人ですね、いま田原さんは評論家活動を雑誌やネット中心に本格化していますが、本人が語っている裏情報ってどこまで真実なんでしょうかね、厩舎という村社会を考えると、ああいう事件を起こして去っていった田原さんがいま出入り出来るところって、凄い限定されているような気がするし、結構状況証拠だけでファンでも言えそうな話が多いと思うんですが。
騎乗論的な物に関しては、もっとやってほしい気もするけど、結構話は喋っても書いても巧い人だと思うんですが、騎乗論になると天才特有の語り方の難しさが出る人だと思うので、あんまりファンが役に燵うな、語り口じゃないんですよね。

ダービー「本命」から降ろされた武豊 日記で「恨み節」 : J-CAST ニュース

武豊のあの記述は、とても「恨み節」というようなものではない、上品な書き方だったと思うんですけどね、今年に入ってからの武豊の日記は、人間味もあるし面白いけど、今回の内容は上品な人柄と、勝負師の悔しさが混ざった良い内容だったと思います。
それでもこういう事を書かれるという立場を考えたら、田原さんのこの一連の書き込みは、武豊にとってはありがた迷惑な内容でしかないなあと思えますよね、事実であったとしても、田原さんの作文だったとしても、武豊が意地を見せた理由に思いを馳せれば、これは武豊の援護射撃にはちっともなっていない。
しかし昨日のライブドアのPJニュースの記事もそうですが、結局PJニュースにしても、J-CASTにしても、ネット系の新しいメディアって、若い世代にとっての「日刊ゲンダイ」や「夕刊フジ」でしかないんだなあと思ってしまう。

騎手の心理 勝負の一瞬騎手の心理 勝負の一瞬
田原成貴

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