「第40回上方漫才大賞」

ラジオは毎回生放送でしたが、テレビでも今年始めての生放送となった「上方漫才大賞」、何年か前までは新人賞も事前の選考会で選ばれた人たちが出てきたけど、いつの間にか新人賞は候補がネタをやって審査員選考になっていた。ノミネートは麒麟ザ・プラン9、ダイアン、千鳥、南海キャンディーズの五組でしたが、五組の紹介ですが、麒麟と南キャンの声援物凄い、出番順は南キャン、千鳥、プラン9,ダイアン、麒麟の順。うわー審査員は関西のテレビ局と新聞社の偉いさんかよ!! 物凄いビミョーな……、麒麟プラン9で決まったようなもんかなあ。

南海キャンディーズ

最近テレビで本当に良くやっているしずちゃんのバスガイドのネタ、やっぱりこのあたりの賞レースではこのネタ使ってくるんだなあ、でも微妙に山里さんのツッコミワードが改良されていて、やっぱり山ちゃん凄いわ。あーなんか客受けもすげえなあ、持ち時間的にきつそうな感じだったけど、いけるかもしれないけど、あの審査員がよめない(笑)。

千鳥

あっ島のネタだ(笑)、流しているというか審査員に向けての漫才だなあ、って明らかに目の前の客に対して滑ってるよ……_| ̄|○ これだったら中世ヨーロッパか中華料理屋やってはじけてほしかったなあ、しかし持ち時間少ないなあ、これなら以前のように選考終えて発表と受賞者の演目だけで良いかもなあ、千鳥なんかこれから盛り上がるというところで終わった感じは否めないです。

ザ・プラン9

関テレの関アナが『このお二人です』なんて呼び込みしやがった(笑)。縦一列漫才は電車道で見たことあるよなあとか、ネタはボケとツッコミ以外のパートをやるから古今東西と来て坊さんが屁をこいたという、ザ・プラン9の漫才の面白いとこダイジェストという感じ、これも最近テレビでよくやっているネタですが、やっぱりプラン9の漫才って、ヤナギブソンが主役の漫才という設定のコントという奴、しかしここは有利とか言ったけど、この一部の人たちのベテランの雰囲気が新人賞的には不利かもと思う半面、このネタのいいとこ取りのダイジェストが、玄人がいない審査員陣には通用するかも知れないなあ。

ダイアン

ネタは「足の小指をぶつけたら痛い」から「修学旅行の事前説明」というコンポですが、正直、なんでいまのダイアンが五組に残ったのかと思っていたのですが、ネタにまとまりないし個々のギャグも弱いし、正直言って今年のM-1は準決勝にたどり着けるかどうかも不安になってきました。

麒麟

いまだに『ダウンタウン松本を唸らせた』って呼び込みされるのは改めてかわいそうだなあ、ネタは始めてテレビで見た「ファッションショー」のネタ、あーこのネタはこれから先練っていくとひょっとするかもしれない。とりあえずこの大会なら充分に賞取れる出来だったと思います。

奨励賞はメッセンジャー

……意外だなあ、いや可能性のあるところでは一番意表つかれたわ、ホンマに受賞漫才で滑らなくて良かったなあ、なんかでも大賞には結びつかない奨励賞がまた一組という感じかなあというのと、これで全部門吉本総ナメですか? なんかますだおかだかアメリカザリガニが大賞なのかという気がしてきたぞ(笑)、とりあえずメッセンジャーに関してはもう若手の番組にお兄さん格として出ている場合ではないよな。

大賞予想に追加

吉本総ナメがバランス的に問題という場合として、はな寛太・いま寛大という可能性もあるような気がしてきた、事前番組で特集とかやってたし、でも多少奨励賞とあわせてどっちらけという気分になりそうだなあ。

新人賞は麒麟

麒麟、明らかに喜んでいない(笑)、まあここがこの面子で二位では納得しないか。

優秀新人賞は南海キャンディーズ!!

うわあ、これは嬉しい意外、というか1位が南キャンで2位が麒麟って、他の出場者の言い訳は効かない結果になったなあ、ある意味去年のM-1の順位通りなんだけど(笑)。

大賞は中田カウス・ボタン

また無難な……、反対意見さすがに出しようがないというか、でも去年がフットボールアワーということ考えたら流石に意外だ(笑)。ケチ付けるつもりは全くない人選だけど、ここ一年のカウス・ボタンと比べるならなら、こだま・ひびきかなあと少し思うけど、というかカウス・ボタン師匠ほどの人からしたら今更だよなあ。