「ホリエモンのメディア再編構想は実に陳腐」

で、もう一つ僕がメディア改革、再編は必要だけどそれをライブドアに期待するのはどうなの? と、思っていた一番の大きな理由はこれですよね(笑)。
まあ別にこれについては野球や競馬でもそうだったんだから、取り上げるべきこともないと思っていたけど、結構みんなライブドアが現実的な物凄い魔法みたいな改革案を持ってきてると期待しすぎ、野球と競馬もそういう期待だけ煽って、中身真っ白の案を持ってきてたけど、今回も似たようなもんでしょう。
ただここに僕の堀江さんって人の本質というか、一筋縄に行かない所があるような気がするんですよね、あの人は宣伝とか株価で儲けるとかではなく、全部本気なんじゃないかとたまに思う所は、この中身の無さに感じるんですよね。
この前NHKのニュースでホリエモンのインタビューを見たんですが、なんか堀江さんは本気で「自分たちがフジテレビに求められないのが理解出来ない」という雰囲気全開だったんですよね。
だから案外、野球の時も競馬の時も今回も、本気で自分たちが手を挙げたら、向こうに諸手をあげて歓迎されると信じていたんじゃないかなと思うんですよね、だからこそあんな中途半端な改善策とか構想を出してくるんじゃないかなあ、その辺が「自分愛の強さ」と「周りがイエスマンだらけ」ということを証明していると同時に、意外と本気ということなのかもと思うわけです。(わかば日記
http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20050215#p1