ジャーナリストは教育できるか?

ジャーナリストは教育できるか?

カリキュラムさえ熟慮すれば,学部でも大学院でも十分に可能だとワイも考える。花田達朗・ニューズラボ研究会『実践ジャーナリスト養成講座』(平凡社,2310円)はそのための教科書のプロトタイプ。
赤尾晃一の知的排泄物処理場

赤尾晃一さんはジャーナリストとして点でこの本をダシに、促成栽培可能ということを主張していると捉えて良いのかな? 確か夏目房之介さんも『マンガ編集者もノウハウを分析してカリキュラムをしっかりすれば学校での育成は可能』として、そういったものが日本では欠如している問題を指摘していましたね。
現場レベルではそういうものは学校で教えられるものでないという考えが強いんでしょうが、でも実際アメリカなんかはやってるわけですからね、現場で学ぶ前の基礎教育の充実というのが日本の専門職には特にマスコミやエンタメ関係は大きく欠如してるんだろうなとは思います。現場がそんなもんいらんと思ってる人が多そうなのが実は一番の問題なんだろうけども、いまの業界見る限りやっぱり必要っぽいんだけどね。
もう一冊、25日の方の日記で紹介していた、名和小太郎『ディジタル著作権 二重標準の時代へ』(みすず書房,3500円)は図書館で僕も見ていて、借りて帰ろうと思ったけど貸し出し冊数限度だったので借りられなかったけど、やっぱり当たりかあ、まあみすず書房だし、良本とは思っていたんだけど、この本諦めて借りた本が×だっただけに正直悔しいなあ、早く借りてこよう。