『M-1グランプリ』は今年で終わるのか?

M-1はお笑い界にとって必要不可欠な大会になったと思う。|お笑い好きで腐男子の適当な日々

確かに最近になって「今年でM-1が最後」というような憶測記事が、週刊誌や夕刊紙などで散見されるようになりました。これが事実がどうかは別にして、同じような報道が繰り返されているということは、何らかの勢力がマスコミを通して、観測気球として出している情報なのは間違いないでしょう。

M‐1今年で終わるのかなぁ。今年なんとしてでもM‐1決勝行きたい!僕らに何の期待もしていない大人達をあっと言わせたい。
Twitter / 小松崎和也: M‐1今年で終わるのかなぁ。今年なんとしてでもM‐1 ...

しかし朝倉小松崎小松崎さんのツイートを見れば分かるように、いまお笑いやってる子にとって、M-1は夢の舞台になっているんだから、大人の都合で潰して良いものじゃないだろう。というかあれだけの視聴率コンテンツ、テレビ局が離すとも思えないけれど、予選の入場料収入やスポンサー収入、ゴールデンタイムの一社提供特番、DVDの売り上げという、M-1単独での売り上げの大きさは、下手したら紳助さんの年間売り上げに匹敵しているよな。それでは紳助のこだわりで止めるといっても、「ハイそうですか」にはならないし、2004年で紳助・松本抜きのM-1は成立させているから、吉本的にもそれは怖くなさそう。
それにM-1を止めてしまったら、他の吉本のM-1ピン芸人版、コント版、動画版としてやってる大会にも、本家が無くなってしまうというのは、大きな影響を与えてしまうわけで、もはや吉本、紳助、朝日放送だけで話は済まなくなってくる。吉本がM-1休んでる間に、同様の大会を第三者に始められて、本家取りなどされたら目も当てられないことになってしまう。
しかしおかしな観測気球に乗っかって、この現実的ではない噂話が広まっているのは、おそらくノンスタとパンクブーブーが、大ブレイクしていないということが、その根拠となっているんでしょうが、そもそもM-1優勝者は、中川家ますだおかだフットボールアワーも大ブレイクしてないし、ブラマヨとチョートも時間かかったじゃないかと、優勝した次の年のフットやブラマヨなんて、まだ大阪の劇場付きのローカルタレントでしかなかった。それこそM-1効果で即大ブレイクした優勝者って、アンタッチャブルだけでしょう。ブラマヨは時間かかったから、M-1効果とはいいにくい。それを考えればノンスタやパンブーを、この時点で伸びていないとか、ブレイクしていないというのが早計過ぎ、そんなことは根拠にならないです。そもそも紳助が「売れるかどうかは本人次第、M-1はあくまでその日面白かった奴を優勝させる」というのは、最初から言ってたことですからね。

マイク一本、一千万―ノンフィクション「M‐1グランプリ2003」マイク一本、一千万―ノンフィクション「M‐1グランプリ2003」

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