宮崎北斗「競馬に向かう前、部屋を掃除する」

鈴木 あらためて思う…命懸けの職業「騎手」(競馬) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

昨年末、愛知杯で重賞初騎乗Vを決めた若手のホープ宮崎北斗にインタビューした時、心に残る一言があった。「自分なりの縁起担ぎはあるか」との質問に「競馬に向かう前、部屋を掃除する」と答えた。理由は聞かなくても分かった。

大昔の知り合いで、競馬の騎手に対して「死ね」「落ちろ」系の野次を飛ばしまくる人がいたけど、その人と縁が今切れているのは、良かったなあと思っている。

先輩騎手の自宅で木馬にまたがり、かつてコンビを組んで重賞を制した馬に会いに行く。2時間以上かけて歩いてトレセンに行き、騎手の健康診断を受けた。石山のホースマン魂に胸が熱くなる。

しかし石山はこういった事が出来るぐらいに回復していたのか、騎手復帰はどこまで叶うのかは、見ていないから分からないけれど、日常生活や馬の仕事に携わるぐらいには、回復傾向にあると考えて良いのだろうか? でも出来る事ならば常石勝義が叶わなかった、ターフへの復帰を願いたいです。

落馬脳挫傷 -破壊された脳との闘いの記録-落馬脳挫傷 -破壊された脳との闘いの記録-
石山衣織

開成調教師 安馬を激走に導く厩舎マネジメント (競馬王新書16) (競馬王新書) 伝染る騎手―彼らの、広がり続ける“奇行”事件簿 美浦トレセン発 厩舎人があえて言わない競馬の常識 ミスター・ジャパンカップと呼ばれた男―異端の挑戦 日本競馬 闇の抗争事件簿 (講談社プラスアルファ文庫)

by G-Tools