宮崎北斗「競馬に向かう前、部屋を掃除する」
鈴木 あらためて思う…命懸けの職業「騎手」(競馬) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
昨年末、愛知杯で重賞初騎乗Vを決めた若手のホープ、宮崎北斗にインタビューした時、心に残る一言があった。「自分なりの縁起担ぎはあるか」との質問に「競馬に向かう前、部屋を掃除する」と答えた。理由は聞かなくても分かった。
大昔の知り合いで、競馬の騎手に対して「死ね」「落ちろ」系の野次を飛ばしまくる人がいたけど、その人と縁が今切れているのは、良かったなあと思っている。
先輩騎手の自宅で木馬にまたがり、かつてコンビを組んで重賞を制した馬に会いに行く。2時間以上かけて歩いてトレセンに行き、騎手の健康診断を受けた。石山のホースマン魂に胸が熱くなる。
しかし石山はこういった事が出来るぐらいに回復していたのか、騎手復帰はどこまで叶うのかは、見ていないから分からないけれど、日常生活や馬の仕事に携わるぐらいには、回復傾向にあると考えて良いのだろうか? でも出来る事ならば常石勝義が叶わなかった、ターフへの復帰を願いたいです。
落馬脳挫傷 -破壊された脳との闘いの記録- 石山衣織 by G-Tools |