「ザ・イロモネア サバイバルスペシャル」2009年1月17日放送分

ヨイ★ナガメ:雑感【イロモネアサバイバルSP】

オードリー、響、Wエンジン、狩野英孝、はんにゃ、どきどきキャンプゴー☆ジャスといった、それぞれいま立っているステージに差はあれど、去年に大きく自分たちのステージを上げた人たちの、現在の勢いと地力の強さを思い知らされた。まさかWエンジンや響、はんにゃが、ウンナンとバラエティ的なやり取りで、これほど真正面からぶつかって笑いを取っている姿を見るなんて、一年前どころか半年前でも想像が付かなかったですから、彼らがここ半年とか一年で得たモノの大きさを感じます。
自分たちのステージが上がったこと、今までより大きな場に立てたことで、新たに得たことを、この人達はきちんと受け止めて、それを身に付けているというのが、ヒシヒシと感じられて本当に素晴らしかったけど、同時期に同じように大舞台にセレクションされた芸人で、その頃には圧倒的に実力が上と思われていた関西勢が、半年とか一年も経たないうちに、すっかりポジション的にも、お笑いタレントとしても逆転されているのは、そういう新たなステージに立った時に、吸収しようとしているか、向上しようとしているかという意識の高さの差なんでしょう。
だって超新塾とか、Wエンジンとか、ロッチといった旧関西勢が、あんな風に化けるなんて夢にも思いませんでしたからね、K助さんも感想でハムにだけ、少し厳しめのコメントになっていますけど、彼らだけを槍玉にはあげたくないけれど、結局「レッドカーペット」とか「イロモネア」とかに出るようになった前と後で、そんなに彼らは変わっていないんですよね、これは他の最近の関西の若手芸人におしなべて言えることなんですよね、モンスターエンジン鎌鼬天竺鼠ジャルジャルも、東京の大きな番組に出た前と後で、そんなに変わっていないというのが、他の東京勢や旧関西勢の大舞台を踏む事に成長している姿を見ると、大阪勢ってそういうので急成長ってしてないですよね、せいぜい天津木村ぐらいかな? NON STYLEとかイシバシハザマが、東京に行って少し揉まれたら、きちんと新しいスタイルで一つ上の結果出しているのを見たり、さっきも書いた超新塾、Wエンジン、ロッチの伸び方を見ていると、やはり芸人の成長を阻害する何かが大阪のお笑い界にあって、東京のテレビ界なのか、お笑い界なのかは分かんないけれど、意識を高くして成長しないと戦えない、やっていけない何かが大阪と違ってあるんでしょう。だって2008年にジャルジャルが、あそこまで伸びなかったこと、圧倒的に実力差を見せていたはずのしずるとか、フルーツポンチとか、はんにゃ相手に負けていると感じたときは、心からショックでしたよ。「スリーシアター」でのウッチャンとの絡みとか見たら、実力がないはずはないんだから、やっぱりポテンシャルを一気に開放出来る環境に、一刻も早く身を置いて欲しい。
しかしオードリーについては、もう今更何も言うことはないんですが、超新塾の総合的なポテンシャルの高さと、はんにゃの勢い、そしてザブングルがすっかりタレントとして、一段高いところで安定期に入ったことは、見せつけてくれましたね、いやザブングルのオープニングから、最後の大オチまでの流れは、いま実力とか頑張りとかを越えた、何かしたらの星をも持っていますよね(笑)。

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