「聖あらびき団2008・90分拡大スペシャル」
こういうクリスマス特番でも自然に二日放送が遅れるのが、大阪の「あらびき団」の放送状況です。まあ「ジャイケルマクソン」は動かせないし、通常放送の「あらびき団」の遅れ放送分も流れていますから、むしろこんなに早く放送されていたのが驚くところでしょう。とりあえず中田カウスのコメント能力は、明らかにM-1で向上していますよね、そして本当にキャラ芸人がカウス師匠は好きだ(笑)。
しかしこの時期に、僕が一番意外に感じているのは、桂三枝やオール巨人のブログでのM-1評や、中田カウスがこの番組のファンだったりと、いまのショートネタブームに対して、決してこの三人の師匠クラスの芸人が、悲観的な感想だけを持っているのではなく、むしろ肯定的に芸人の多様性の高まりや、演者やお客さんが短いところに笑いを詰め込むところに対する理解が進んでいる点を、積極的に評価しているのは、やっぱりこの三人がそれぞれ若い頃に、先駆者であったこととか、現在も現役の第一線で戦っていることが、新しい事への理解とか、業界が広がるようなものに対して、批判的になれないのかな? いや僕はこの人たちがまだ現役ということに、結構この年末は感動しています。
あと藤本美貴は、やっぱりソロで売れてからモーニング娘。に入れられたの嫌だったんだね(笑)、ようやく本心言える時期になりました(笑)。
ダブルネーム「チャゲ&飛鳥漫才」
今年のM-1では、「EXILE漫才」で盛り上げましたが、やっぱりこういう歌ネタは、歌が巧いということもあって、何回でも聞きたくなるから、早く他のネタ番組にも、準レギュラー的に出るようになってほしい。本当にこの技術と才能の無駄遣いは、もっと多くの人たちに見せたい(笑)。
世界のナベアツ「クリスマス・イヴBOLAN」
この世代の芸人定番のT-BOLAN芸ということもあって、これを「3の倍数」より面白くて、渡辺あつむのオリジナル芸と評価する向きが、自分には良く分からないんですよね。
ヒカリゴケ「人間打楽器」
なんかヒカリゴケは、この番組に全く填っていないのに、もう何回も出てますよね。
重政豊「競馬ジョッキー紹介」
前回の「さくらんぼ」と比べると、完成度が二枚とか三枚ぐらい落ちちゃいましたね。
シルク「セクシーダンス」
これ絶対に昔を直に知っている、東野さんが一番面白いんだろうなあ。
どぶろっく「聖夜」
ここは少し、僕の中でマンネリ感が出てきてます。
モンスターエンジン西森「鉄工所ラップ」
もうね、面白いのはもちろんなんだけど、最近このネタ見ると、純粋に格好良く見えてきて仕方ないんだよ(笑)。
サンタモニカ「演歌ラップ」
いや悪くないんだけど、これ西森と同じ日に、後から出してあげるなよ(笑)。
ふとっちょ★カウボーイ「メタボリックダイアリー」
風船太郎、ハリウッドザコシショウと並んで、もはや待ってましたの世界です。「あらびき団」的にはもう大御所ですね。
ラブカップル「セクハラ漫才」
カウス師匠の「(弟子だったら)破門や」というコメントの方が印象深い(笑)。
ビーグル38「老人漫才」
このネタやるときは、新しく入れた三人目の子は出さない方向で行くんでしょうか? それともオーディションに参加したというコントをやっていくのか、難しいところです。ただ僕は能瀬さんのこいし師匠モノマネを、コンビやトリオでネタにするときは、この全国に出られた加藤が老人役の形よりも、加藤が普通の若手芸人というパターンの方が好きだし、あっちの方が広がりがあるような気がする。まあでもこの形で世に出れた以上は、こっちで続けるしかないか。
風船太郎「風船大道芸」
もう狙いすぎ何だけど、面白いんだからなあ、もうこの番組では何やっても、最後に割れれば成立するんだから、本当に卑怯だよなあ(笑)。