別にサッカーやプロスポーツに限った話ではない

好き勝手に語れることがプロスポーツの魅力/サッカー瞬刊誌 サポティスタ

プロスポーツとは、究極的には素人の興味や関心をお金に換えるビジネスであり、スポーツ観戦の魅力は、プロフェッショナルの仕事に対して知った風な口を利けることにある。

別にスポーツに限った話じゃないんだけど、スポーツ選手にしても、ミュージシャンや俳優、芸人、漫画家とかも含めて、その辺のプロフェッショナルとか、エンターテイナーの心構えとか、客商売であることなどを、学ぶ機会がないままに、生身の心のままで世の中に出てきているから、プロとしての振る舞いが出来ていない人が、日本の場合は多くいる。これは日本が育成段階における教育で、競技や作品作りに関することばかりに力点が置かれて、プロの心得とかお客さんや批評に対する心構えというのが、プロの養成においても組み込まれていないことが大きな問題です。
海外だと専門の教育機関やユースシステムなどて、作品作りは競技以外の部分も学んだ上で出てくるけど、日本はそうではないというのは大きいだろうし、あと信者的なお客さんが作家や選手を甘やかしてしまうし、自分の好きな選手や作品、アーティストなどに対して、「好き勝手に語っている」のを聞いて、自分のことのように傷付いてしまう、ファンの側の問題も大きい。まあだから信者と揶揄されるんでしょうが。好きなものについて、批判されて傷付くまではまだ良いけど、それを止めさせようとするのは間違っている。最もわざわざ自分の軒先まで、そんなことを言いに来る奴は、水かけて追い出しても良いけどね(笑)。