「爆笑レッドカーペット」2008年8月13日放送分

いきなり5GAPどきどきキャンプ髭男爵が、それぞれ早くも現代の伝統芸で登場、この並びの後だと、キングオブコメディえんにちが後から出てきたけど、少し薄く感じてしまった。ただキンコメはこの番組では、あのネタで推していくようですが、少しキンコメの中でも弱いネタのような気がするんですけどねえ……。
まえだまえだは、もっと卑怯なことさせても良いと思うんですけどね、子供が単純に子供っぽいことやってるだけじゃあ、あんな達者な子達じゃなくても良いわけで、やっぱり去年のM-1の時みたいに、時事ネタを喋らすべきだと思います。
ザブングルはあんななんて事ないベタなネタで、こんな大きなステージで成立させてしまうところが、芸と言えるでしょう。フォーリンラブは、よくよく考えると、吉本新喜劇のワンシーンによくあるやり取り(笑)、なんか冒険王からあがってきた三組は、ノンスモーキンが少し良いぐらいで全体的に微妙、ヴィンテージは喰始に「お前達はもう漫才しなくて良い、(アメリカの方)君が無茶苦茶やればいい」というような事を言われて、それで今の形になったという話を、どっかで読んだか聞いたかしたんですが、それが本当だったら、これこそ作家が芸人に対してするべき仕事ですよね、現に今の形になってヴィンテージは頭角を現しだしたわけですし。
しかし冒頭のキャラクター三連発とか見ていると、昨今の新たな流れのネタ番組って、「オレたちひょうきん族」が、時代に合わせて変節していっただけ、という気が凄くしてきています。世代的に若い人たちは仕方ないけれど、「ひょうきん族」とか「みなさんのおかげです」とかきちんと見ていた世代なら、キャラクターがダメという考えには、なかなか至らないと思うんですけどね、実際にさんまさんは「エンタの神様」を否定していないし。
正直、今日の流れだとヤポンスキーが、レッドカーペット賞かなあと思っていました(笑)。