「爆笑レッドカーペット」8月6日放送分

ハムはやっぱり諸見里をとにかく喋らせるネタで、テレビは押し切るべきですよね、やっぱり諸見里の方がツッコミという違和感に笑えるのは、お笑い観賞上級者だけですよ、Wエンジンは東京のお笑いライブで見たネタだったけど、やっぱりこれは面白いです。この番組のことをやたら告知していたけれど、二度目のレッドカーペット賞だったんですね、そりゃあれだけ告知一生懸命するよな(笑)。でも「ホレてまうやろー」は、笑いの金メダルの時代から比べると、凄いレベルが上がって完成した感があります。ライブでも物凄い盛り上がりでしたが、客が男も女も感情移入して見てるのが凄い、コントなのに(笑)。
友近とアジアンのコラボは正直酷かった、これと見比べたら、世間がどうしてあんなに少年少女を褒めていたのは、ようやく理解出来ましたよ、やっぱり友近は、自分の頭の中だけで作っているというのが、どうも高く評価出来ないですが、それは別にしても、今回のはテレビでやっていいクオリティのものではなかった。
アップダウンは今回は下らなくて良かった、レッドカーペットでは毎回ヒット続きですが、久しぶりのホームランでした。そしてもう中学生は、安定したクオリティの低さと、下らないオチで素晴らしかった。台詞間違えたとか、もうこの世界ではどうでも良いことですよね(笑)。鎌鼬はできるのなら、どうしてこれまでずっとチャン・ドン・ゴン・ゲン推しで来れなかったんだろう? こののネタは普通に長尺で見たい、オンバトとかエンタに期待したいです。
チョップリンは、これは良い中笑いでした。よくこれをオーディションで通した、スタッフはエライです(笑)。TKOは結構古いネタを持ってきていましたが、元々はブラックなコントだったのを、うまく今風のテレビ向けのネタになっているのが素晴らしい、TKOは明らかに世間の風を掴むことに成功したタイプ、同じく古いネタを持ってきたのが、FUJIWARAだったのですが、こちらは全く昔と変わらないネタで、15年以上前にFUJIWARAを見た時も、「いまどきオチ台詞が“ズコーン”って(笑)」と思っていたら、いまだにそれをやり続けていて、ついに世間がFUJIWARAの所に回ってきたというのは、これも凄いことです。面白い顔と動きで笑わすボケし、デカイ声で擬音を発するツッコミなんて、完全に昔のギャグマンガの世界なんですが、20年近くもやり通してきたことの重みを感じます。TKOとFUJIWARAの現在の“プチ・ブレイク”な状況は、色んな芸人さんがもっと参考にして、目標にするべきだと思います。
僕はWエンジンが良いけれど、二度目なのでレッカペ賞はないと思っていたので、では誰かと考えたら、インスタントジョンソンかハムのどっちかだと思っていたのですが、インスタントジョンソンは、この番組では野球の応援団ネタを、とにかく推しネタにしていますが、一発目のボケが基本的に同じようなもので統一して、導入を分かりやすくする一方で、ツッコミ台詞をきちんと毎回変えていることなど、テレビ的な工夫がしっかりされていて、凄い親切なネタになっている一方で、メインボケをギャグが浸透している、ゆうぞうではなく、じゃいの方で進行するというのも良い形です。もちろんこういう形のネタは、今までもやっていたんだけど、テレヒで見てるような人には、新しいインスタントジョンソンの世界を見たという印象を与えている。
結果的にWエンジンさんが初の二回目でおめでとうですが、Wエンジンは27時間テレビの、若手芸人のコーナー出て欲しかったなあ、さんまさんは絶対に気に入ってくれたはずです。こういうネタは、さんまさん絶対に大好きですよ。

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インスタントジョンソン

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