どうして吉本は芸人芝居を常小屋興行として定期的にやりたがる

京橋花月 11月28日開業 - ike-chinの日記

base→うめだ芸人の単独はどこでやるのか。ワッハを埋めきれる芸人はいいが、千鳥のようにそこまでの集客力のない芸人のハコはどうなるのか。小回りの利く劇場が必要となる。

そうかワッハ上方うめだ花月だったら、ワッハ上方の方が大きいんですねえ、無限大ホールが活用されるという選択肢か、もっと柔軟に卒業した芸人でも、同じ吉本の芸人なんだから、興業とキャパが合うのなら、baseよしもとを使えるとかしたらいいのに、ということは時々思ってしまう。

そもそも単独の開催がぐっと減りそうだ。

まあでも1500円×150人ぐらいの興行だったら、収益なんて知れているし、baseよしもとの芸人でならば、芸人の育成とファンの囲い込みという目的があるだろうけど、そうではない中堅に差し掛かっている芸人については、収益性の低いライブはしないという方向になるのは、そんなに間違った事じゃないと思うし、むしろバッファロー吾郎がやっている一連のライブとか、最近だとジャンクションのように、自主ライブでやっていたものが、収益性を見込まれて、吉本主催ライブに出世していくという流れに、大阪吉本も中堅以上の芸人はなっていくんじゃないのかな? 育成中の若手ならともかく、中堅以上の芸人は3000円×300人ぐらいの興行は、成り立たせろということなんでしょう。それは事務所から芸人、それも中堅以上の芸人へのメッセージとしては、それほど間違ったものではないと思われる。

演劇重視は神保町花月と同じコンセプトだろう。神保町が成功してるのかどうかわからん。

吉本は「うめだ花月シアター」の時もそうだったけど、定期的に「新喜劇とは違うお笑い芝居」みたいなことをやるけど、成功して定着したの、ここ20年ぐらいお笑いファンやってるけど、プラン9みたいなグループ単体でやってる企画はともかく、事務所として劇場単位でやってるので、成功したの見たこと無いんですが、神保町が成功しているのか? ということについては、東京の知り合いやお笑いファンに聞いても、反応がマチマチで、人によって成功の基準が違うというのもあるんでしょうが、演者によって入りの差が激しいという事なんでしょうか?

個人的には、芸人がやる芝居は見るのがしんどい。同一物として扱うのが適切かどうかはさておき、新喜劇は見るのが本当にしんどい。うめだ花月で「しばいもん」というのがあったが、それもいつの間にやらなくなってしまった。中途半端な演劇はいらない。きっちりした脚本と演技で臨んで欲しい。

新喜劇はともかく、芸人さんがやっている芝居は確かにしんどい、そんなに練習もしていないというのもあるんでしょうが、大阪のお笑いの劇場でやっている、芸人さんによる芝居公演というのは、コントなのか演劇なのか分からない、その中間ぐらいで中途半端なものばかりという印象が強い、ただあれが一定のお笑いファンからの需要があるのは、にづかさんが「ナイトinナイトでBLの話題が」で書いた、お笑いライブのゲームコーナーが好きな理由と、同じなんじゃないかなあと思っています。
結局、きっちりとした脚本や演技の演劇を見たことない、お客さん相手にしているから成り立っている、というのはあると思う、だからこそ鈴木つかさが、いま外部の人たちとやっているというのは、凄い格好良いなあと思ってしまう。プラン9はまだきっちりしていた方だったのに、それでもまだ足りないものを感じていたのな凄いことだと思う。

仇男仇男
THE PLAN9, お~い!久馬, 鈴木つかさ, 浅越ゴエ

THE PLANET9 Earth~コントStyle~鍛えるぞ!鍛えるぞ! R-1 ぐらんぷり 2008 功夫ジョン YOSHIMOTO PRESENTS LIVE STAND 08 DVD BOX 日の出アパートの青春

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