世界に広がるサンデーサイレンスの血脈

「世界に広がるサンデーサイレンスの血脈」(『サラブレ』7月号より) - 座布団が行司にクリーンヒット

フィリピンにジンガロが行ってたのは知っていたけれど、さすがにインドにまでサンデー産駒が種牡馬として行ってるとは思いませんでした。韓国のムチェオクサンというのは、韓国で競走馬になった豪国産馬と、名前から見てそう思っていて良いかな? さりあえずサマーサスピションの無事と、気性が相当に荒いらしいローゼンカバリーが、受精能力減退によりセミリタイア状態にも関わらず、処分もされずに余生を過ごせているのはありがたい話です。サムソンハッピーグレイトジャーニーという二頭の、今年初年度供用の二頭は、モロにディヴァインライトの仔ナタゴラの成功のおかげで、漁夫の利を得ています。
しかしG1勝ち馬でシャトルやリースではなく、海外で供用しているのがいまだハットトリックだけというのは、「世界に広がる」というには寂しい所で、ジェニュインやタヤスツヨシはそろそろいい齢になりかけているし、マーベラスサンデーとかバブルガムフェローとか、いまだ後継種牡馬に恵まれていないG1ホース達には、新しい可能性を開けさせても良いのではないでしょうか?

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