BSマンガ夜話「へうげもの」

ようやくビデオ借りられたけど、まだ「へうげもの」の回しか見ていないです。
番組の最後の方で大月さんも言っていたけど、この番組のレギュラー陣+山田五郎という面子が、好きなタイプのマンガという事もあり、大いに盛り上がってくれました。またゲストのオリエンタルラジオ中田敦彦も、オタク芸人としての本性をいよいよ隠さなくなってきました。しかしブログで好きと書いていたから出演依頼が来たというのは、番組スタッフはゲスト人選苦労したようですね(笑)。
とにかく利休の表情に話が沢山なったのと、本能寺の信長臨終シーンについて、徹底的に語られたのは嬉しいです。単行本の作りの話になっていましたが、僕は単行本でしかこの作品は追っかけていないのですが、二巻の最後で信長が真っ二つにされたときは、「あーもうこの作品で、信長に会えないのか」と思って、三巻を読んだら一話分も信長の見せ場が続いて、衝撃を受けたことでした、この本能寺の名シーンについて、「これが今後史実になりそう」という洒落が効いた言葉に対して、いしかわじゅんが「これが史実に決まってるじゃないか」といってくれたのは嬉しかった(笑)。
いや実際に明智光秀の辞世の句のシーンでも、あの句は実際の光秀の物ではないということは、ピュアなインテリな人は、歴史物に対して文句付ける人はいるけれど、フィクションというか、岡田斗司夫は「梶原一騎的な実話」という風に言っていたけど、作家が物語として書いている事ですからね、物語には影響力があるから、それがいつの間にか本当の事になって、教科書にまで載ってしまう事があるのは、厄介と言えば厄介かもしれませんが、作家からしたらしてやったりでしょうね(笑)。
とりあえず中田敦彦は、この番組的には充分戦力、よゐこ東野幸治、アリキリの石井さんに続く、この番組向きの芸人さんでした。この人たちだけで「アメトーーク」みたいな番組やって欲しい。
しかし以前に10巻ぐらいと予想したけど、朝鮮戦争編をガッツリとやってくるのなら、長くなりそうだなあ、というか6巻ぐらいから物語がいよいよ本格化して、歩みが遅くなってきて嬉しい。

へうげもの 1服 (1) (モーニングKC)へうげもの 1服 (1) (モーニングKC)
山田芳裕

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