石川雅之の『もやしもん』が第12回手塚治虫文化賞受賞
漫棚通信ブログ版: 第12回手塚治虫文化賞発表
てっきり吉田秋生か五十嵐大介だと思っていたので、これは嬉しい驚きです。これほど若い作家がこの作品で大賞取ることになるとは、ビックリしました。特別賞に関しては、このタイミングでというのが、少し政治的すぎるような気もするけど、まあ良いんじゃないでしょうか。ただこの施設を存続求めている、大阪府以外の人たちは「大阪に警察官や病院を減らしても、この施設を存続するべき」と言ってるのと同じだというのは、少しは自覚して貰いたい。それを自覚しているのなら、言っても良いとは思うのですが、当事者でない中央の人たちには、夏目先生ぐらいの冷静な対応をお願いしたい所なんですが、大阪府が財政再建団体になったら、という中で教育や治安や医療まで削ろうかという話をしている、大阪ではそっちの話題が中心になっていることは理解して貰いたい。
まあでもワッハ上方よりは、国際児童文学館の方が、貴重な資料も利用者も多くて、何らかの形で存続する価値はあるとは、僕も思っていますけどね。
もやしもん 6―TALES OF AGRICULTURE (6) (イブニングKC) 石川雅之 by G-Tools |
- 過去記事:夏目先生が語る「大阪府立国際児童文学館の統合案」(2008年4月14日)
- 過去記事:asahi.com:マンガ大賞の候補に10作品 手塚治虫文化賞(2008年3月12日)