望月重良の『もう一回蹴りたかった』書評
少し前に読んでいたけど、感想書いていなかった一冊です。
Amazon.co.jp: もう一回蹴りたかった 望月重良 本
望月さんはこの本が出て、病気の存在が日本のサッカーファンにも知られることになったけど、この本が出る前から中日スポーツのコラムなどは、凄い暖かみのある、人間としての優しさに視点が溢れているなと感じられるものが多かったけど、この本を読んで人がそういう風に変わっていくことの重みとかを、凄い感じさせられる一冊でした。
asahi.com:もう一回蹴りたかった [著]望月重良 - 書評 - BOOK
蛇足になるが、美談以上の深みがあるのは渡辺達也の筆力によるところが大。表紙を見るだけでは共著の実体がわかりにくい本作りは、スポーツ関連書に多い悪習である。
モウリーニョとかオシムの本を見れば分かるけど、外国のスポーツ選手や監督はもちろん芸能人の本とかは、きちんと実際に執筆しているライターさんと、明確に共著の形を取りますよね、ということで佐山一郎の良い指摘でした。
もう一回蹴りたかった 望月重良 股旅フットボール―地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影 by G-Tools |