マスコミに倫理求めても仕方ないんでしょうが

スポーツナビ|岡田ジャパンに逮捕者…茂原が下着ドロ

この手の写真を出したのは、デイリーだけじゃないんだけどさ、罪は糾弾されるべき、罪人は一定の後ろ指を指させるべし、でも、こういう写真は出してやるなよ……。何とかの情けとか、大マスコミにとって犯罪起こしたスポーツ選手なんていうのは、一寸の虫でしかないんだろうけど、だからといってやって良い事と悪い事、犯罪者として責め立てるべき所と、そうじゃない部分というのは線を引いてくれないだろうか?
罪は咎められるべきだし、反省と贖罪は有名人には、より大きな社会的責任を負うという所は僕は理解出来る、だからといって罪に比例して大きな辱めを与える事や、更正の道を閉ざすようなことはしてはいけない。ましてこういった再犯性の高そうな犯罪を起こした人を、どうやって社会復帰させるかというのは、そりゃ再犯性の高い犯罪者は、どんな微罪でも全員社会から隔離出来たら楽だろうけど、それは現実的にいまの社会では出来ないんだから、罪の償いと反省をした人間を、どう社会復帰させるかは、リスクとコストを持って社会が解決しないといけない重要なテーマです。

スポーツナビ|可能な限り支援と選手会長 J選手の窃盗事件で

だからこそ僕は選手会のこの姿勢を支持する、これは決して身内に甘いとかじゃない、「世間はそんなに甘くない」という声はあるでしょうが、それは世間の方が正しくないパターンであって、サッカー選手の組合という公共性の高い人たちが、自ら罪を犯した仲間の社会復帰の支援をするという姿勢を見せるというのは、社会に対して良い模範になる行為です。藤田俊哉会長の見識に拍手を、そして茂原にはこうして仲間を傷付けた事を、更なる反省にして貰いたい。ただまだ本人が認めていないから、犯人確定というべきではないんですけどね、ただDNA鑑定の証拠は大きいですが。

更生保護制度改革のゆくえ―犯罪をした人の社会復帰のために更生保護制度改革のゆくえ―犯罪をした人の社会復帰のために
刑事立法研究会

刑務所民営化のゆくえ—日本版PFI刑務所をめぐって 犯罪者の社会内処遇の探求―処遇の多様化と修復的司法 代用監獄・拘置所改革のゆくえ―監獄法改正をめぐって 年報・死刑廃止 2007 (2007) 平成19年版 犯罪白書

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