松竹芸人の危機感

北野誠が“演出”松竹芸人ライブ「誠魂−」20日開催 ― スポニチ Sponichi Annex 大阪

5月で閉鎖される事が決まっているB1角座、そしてチョップリン、のろし、なすなかにし、ヒカリゴケの東京移籍も決まっている状態、大阪の松竹芸能の演芸の灯はどうなってしまうんだろう？ただ誠さんが危機感持ってこういうイベントやるのは、素晴らしい事だと思うけど、遅すぎたのではないか？という気はする。本当はこういうイベントを、もっと小さい規模で良いから、角座で定期的にもっと前からやるべきだった。

熱血漢・ますだおかだの増田も危機感一杯、あまりの熱血に有野さんは一旦スルーしているけど、普段の有野さんの言説からしたら、そういう必要性は感じている対応、元々よゐこだって自分たちのライブには、松竹の後輩を多く起用して舞台に立たせてあげているから、夏は早すぎるかも知れないけど、何かこのラインでありそうです。というか水面下でやっている事が既にあって、匂わせるような事をまだ言うべきでないというように、兄さんからのお叱りなのかもしれない。

ライヴっていうのは、告知出来る時になって、初めて公表です。
どうもしません、弟よ。 - よゐこ有野書記係に立候補します

という断り方には、有野さんにしては珍しい、本気汁を感じる次第です。
でも松竹芸能は所属芸人に、ブログでここまで公然と批判されて、東京にいつまで経っても常小屋が出来ない（出来るという前提で大阪から移った松竹芸人がいる）上に、大阪のB1角座まで無くなって、新しい劇場の話は全く浮かんでこないし、いつ無くなるか分からないワッハ上方に依存している場合じゃないわけで、せっかくオセロ、よゐこ、安田大サーカスで会社は儲かっているのに、こういった事が立て続けに世間に出てくるのは、あまり良ろしくない事に繋がらないでほしい。しかしこれで前々から結論は出ていたとはいえ、大阪での吉本の一強状態については、結論が残念ながら出てしまった。そりゃ自分たちが育てたライブを潰されて、何の代替えも無しでは増田さんも怒るし、春蝶襲名が延期された春菜さんも怒るよ。