「オールザッツ漫才200777」
年に一回のお楽しみですが、物凄い若手の人たちの出番が最近のオールザッツはすっかり減ってしまって残念、昔は芸人さんの数が少なかったというのもありますが、本当にNSC卒業したばっかりみたいな人が山のように出ていて、その合間に出てくるSNOB、リットン調査団というのがたまらない魅力だったんですが、今田さんが司会やってた頃ぐらいまでのオールザッツが自分にとってはオールザッツだったなんて思いながらも、何かが起きる事を期待するけど、でもやっぱりトータルテンボスやハリセンボンを東京から呼んで出すのなら、その時間は大阪の超若手に回してやって欲しいという思いも捨てきれない。
そんなことを思いながら見ていたら、オープニングにいきなりテントさん登場!! 「人間パチンコ」が揃うまで本編が始まらないというオープニング、この本人もいつ揃うか分からないという、延々と10時間以上もやり続けた事があるという人間パチンコで、このまま放送終了まで延々と続くのかなんていう期待もありながら、当然の如くそういうテレビ的でない事は行われずに終了するのですが、せめて30分ぐらいはやる度量が欲しいぞ、いまの関西のテレビ放送界、なんていう無茶な事は言うのはタダだから言っておく(笑)。でもそれに近い無茶なことをしていたんだよね、昔はこの手の深夜のお祭り番組は、とりあえず番組のハイライトはお詫びのメッセージが流れた、天津のエロ詩吟なんだろうけど(笑)、自分としては後半に1分ぐらいのネタ時間で、ランキング外の若手が沢山出てきてネタをする時間が用意されていたのが良かったなと思うのと、やっぱりこれは去年も思ったんだけど、なだぎさんが出てくると、昔の古き良きオールザッツの匂いに戻るのが嬉しい。
しかしトーナメントも最初の内は吉本社内だけの祭りとはいえ、吉本のニュースターを選出するバトルライブとして良いものになっていたけど、今年は完全にキャラクターショーになってしまったのは残念、特に「爆笑レッドカーペット」や「エンタの神様」などに、この先が繋がっているようなものもなかったし、あくまでも身内のお遊びに終始してしまったのは残念でした。
92年とか93年ぐらいの頃のフォーマットで、いまの面子でオールザッツ一度で良いからやって欲しい。結構いまのbaseの面子でも面白い事出来ると思うんですけどね、意外な人が活躍すると思うんですよね、極悪連合やバイク川崎バイク、ガリガリガリクソンがもっと輝くような番組で、オールザッツはあって欲しい。というかなんでぴっかり高木とR-藤本が呼ばれてないの? そういう意味で、毎年そういうことを匂わせていたバッファロー吾郎がついに出なかったのは、寂しいという思いと同時に、やっぱりあの人たちは危機感持って若手に場所を空けてやってるんだなと感慨深いです。
『オールザッツ漫才200777』 : ike-chinの日記
何を持ってオールザッツらしいと思うかという基準か、やっぱりある世代ぐらいから断絶しているのを強く感じる、ロザンとか毎年オールザッツっぽいことしていると思うんだけどなあ、昔の圭・修っぽい立ち位置で良いと思うんだけどなあ……。