当日券買ってから開演まで待っている間の友だった本
これから日本一の漫才大会を見る前に、プレステージ見に行くのは違う気がしたので、ジュンク堂に入って『神は沈黙せず〈上〉』をじっくりと買って読み、余った時間でカバンの中に入っていたソードワールドの読み飽きたリプレイ本を読みました。
- 作者: 山本弘
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2006/11/23
- メディア: 文庫
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新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT(7) レイド・レボルト (富士見ドラゴンブック)
- 作者: 藤澤さなえ,グループSNE,かわく,清松みゆき
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
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だからこちらで褒められている登場人物の掛け合いなんかも面白いんだけど、山本弘の主張を二人に分けて話しているだけ、ぶっちゃげ登場人物がみんな山本弘に見えて来すぎで、ちょっと辛いなあと思う部分もありましたね、特に文庫版の前半はエピローグ的なものだっただけに物語が展開しない分、作者の顔と声がおもいっきり登場人物から透けて見えてきた。
あと山本先生の近未来ものって、「そんな○年後は日本人の内1億人はオタクじゃないと起こらないよ」という未来像なのも引っかかるところだったりします。あとご自身の作品のタイトルセンスは結構優れてるのに、作中の架空の本やゲーム、映画といったもののタイトルが特になんですが、固有名詞のネーミングがいちいちダサイのも、「百鬼夜翔」とかのシリーズの頃から結構気になっています(笑)。ネーミングセンスが全くないんならともかく、自著のタイトルとかファンタジー小説のネーミングは結構良いのあると思うし、今回でも良いのは一部あるだけになあ。
なんか本当に山本弘のファンなのか、この小説読んで面白かったのかというような感想でスミマセン(笑)。下巻も買って読もうと思ったぐらい楽しめたんだけどなあ。