皆まで言いたくなかったんだけど

皆まで言ってくれるトラバが来たので僕も言うしかなくなりました(苦笑)。

「たかじん胸いっぱい」の女芸人特集 : ヒロミで始まりましたアタック25〜1or8〜

寧ろやすともは、積極的に「爆笑オンエアバトル」や少し前は「ミックスパイください」に出演して関東進出を目論んでいたけど、丁度その頃ってオセロが伸び盛りだったり、一足先に北陽はねトびに乗っかったりで、機会を逸したまま関西に引き篭もった女芸人なのに、後輩や関西の視聴者には「東京に魂を売らない芸人」と思われて尊敬されているのが、不満だぁ〜!
「たかじん胸いっぱい」の女芸人特集 : ヒロミで始まりましたアタック25〜1or8〜

全国区のテレビで活躍できない芸人の負け惜しみ : 一汁一菜絵日記帳

2丁目WACHACAHA芸人がボキャブラ芸人を否定してた様子そのものなんですが
じゃあ、当時WACHACHA芸人がストイックに「面白さ」ばかりを求めていたのかというと
そんな事はなく、例えば大阪城ホールでやってたイベントとかは
来てるお客さんを楽しませるイベントというか
正直ボキャブラ芸人の事言えないような事やってましたしね。
全国区のテレビで活躍できない芸人の負け惜しみ : 一汁一菜絵日記帳

そうなんですよ、いま現在大阪でやってる芸人のほとんどは、「行きたくても東京に行けていない連中」か「行って負けて帰ってきた連中」なんですよね、それが言い訳として「大阪にこだっている」とか「東京のテレビより大阪の舞台の方が本物」とか言ってるだけなんだけど、それに対してここ10年ぐらい大阪のお笑いファンがそれに乗っかってそういうムードを助長させたのが問題を大きくしたように思います。
テレビには出ない舞台に専念したいというのも同じですよね、ミュージシャンや役者さんと違って、芸人でテレビに背を向けて自ら舞台に行ったなんて人達、ラーメンズぐらいしかいないんじゃないの? 元々舞台演劇の人が一時期バラエティに出てまた戻っていったという例はあるかも知れませんが、要は「舞台に専念」とか「関西を大事にしたい」とか言うのは、単なる負け惜しみでしかないのに、それを認めないファンがいるというのも問題だし、最初は負け惜しみで言ってたことが段々と言い続ける内に本当にそういうことになってしまっていて、いまの若手の子なんかはそういうコメントの裏表を見ずに、そういう価値観を信じてしまっている。
いや例えば大阪で食えているメッセンジャーの黒田が言っている分には良いんですよ、だって充分に成功しているし、おそらく本人達が求めていたレベルのものは得ているんだから、それは正しいし負け惜しみでは決してないんですよ。ただ関西にいて売れてもないような人が、芸人だけの給料で生活出来ていない人が言っていて、それにファンが拍手して後輩がそんなのに憧れるからなあ、正直そういうムードは先輩芸人がしっかりそれを説教して欲しいんですが。
なんか普通にメジャーで売れるということを、正しい価値観としてしっかり広めて欲しいです。ジャンプやマガジンがあって、IKKIコミックビームもあるというのが健全なエンタメ業界の市場状況であって、いまの芸人やファンがIKKIやビーム、アフタヌーンのようなお笑いばかり評価しているというのは、マズイことになってないかなあと思うのです。
だから前のエントリーの続きになりますが、テレビバラエティの王道として、お笑い界の週刊少年ジャンプとしてとんねるずにはまだまだ頑張ってもらいたいなあと思うのです。
ただいま関西で「東京に魂を売らない芸人」「漫才の舞台に拘っている芸人」とされている人達の多くが、東京進出しようとして失敗して帰ってきた所を見ている古株のお笑いファンには、いまの尊敬のされ方は確かに気持ち悪いです(笑)。あとそう思えばいまのテレビ状況は決して向いてるとは思えないのに、東京に行って勝負して勝ってから変えてやろうようとしているますだおかだは格好良いなと思った。