ツール・ド・フランス2006第10ステージ

今までのツールというのは、ツールの山岳初日、アルプスやピレネーの厳しい本格的な山岳に入った日に、総合か山岳賞のどちらかに決定な差が付くようなことがここ数年続いていただけに、この日の有力勢が全く何も勝負をかけずにいたのには、少し見ていて困惑してしまいました。あとレース中に解説陣も触れていましたが、Tモバイルのコントロールの失敗を見ていると、レース前に色々あったりしたとはいえ、またやっぱりTモバイルはチームとして失敗しているんだなあと、これではウルリッヒバッソが両方健在だったとしてもウルリッヒには厳しかったのかなあということも考えさせられました。最後のメルカドとデッセルの交渉決裂からの動きというのは、最後までデッセルが頑張ったこともあり結構楽しかったです。