『「貢献度」がすべてでいいのか?』宇都宮徹壱

昨日のエクアドル戦の話、そういえば昨日だったんだという感じですが、だってこの試合で玉田がダブルハットやろうが、佐藤と巻がオシリ10分の出場だけででハット決めようが、FWは高原と久保でジーコはファイナルアンサーだし、長谷部が中盤で王様として君臨する活躍しても、絶対にもう本番に呼ばれないのは確定的なんだし、何に興味を持てということでしょう。今日のスタメンに欧州組が返ってきたら、これまでの序列通りに何人かがベンチに、何人かが23人外に押し出されるだけなんだから、全く意味のない試合でしょう。あと三ヶ月の我慢、それを心を強く持って乗り切るだけです。しかし好きだった選手がジーコジャパンでレギュラーを約束されて、甘えが見えてくるのを見せられるのはホンマに辛いわ、自分は次の腕章を巻く選手と思っていた選手とかが気を抜けたプレイしているのは辛いまあクラブに変えればまともに戻る選手はいいけど、クラブではもっとダメだよという声を聞く選手がいるのは辛く厳しいです。
スポーツナビ

こういう直言読まされると、地上波では本音を言わない言えない金田さんは気の毒なのかヘタレなのか、判断に迷うところですよねえ、気の毒と言うべき何でしょうが、あと「SUPER SOCCER」のMCのどっちか(多分加藤の方でしょうが)よ、相馬直樹に「代表サブ組の気持ち」なんて、本人がほとんど経験していないものについて聞くな(笑)、キャプテンの井原はともかく、とりあえず他の8人はともかく、相馬と名波だけは変わりがいない250%確実に不動のスタメンだったんだから、そんなこと聞かれても答えようがないでしょう(笑)。
しかしこのチームは本当に負けない、サンドニを得られることなく、本番を迎えることになってしまいましたねえ。もうそろそろ悪運というツボの中の水も涸れてきてる頃じゃないことだけを願うしかないんでしょうね、このチームが2006年大会が終わった後に解散した後で、どんな不満や批判が元々内にいた人達から噴出するのかというのが一番怖いところでもあり、興味深いところです。
2006年本大会の日本代表のツートップは西澤明訓佐藤寿人、そして控えの一番手は平山相太であるべきだと、僕は個人的に信じています。二番手は巻、三番手まで届けば鈴木か大黒かな?