「第40回キタイ花ん」

なんかいつもに増して芸人さんが客席に多くいた、あと年配のお客さんが多かったようにも受けました。

MC:大脇里村ゼミナール

大脇さんが自分の日記サイトでも書いていた、「ホストクラブの密着ドキュメント番組」の話とか、あと某中華料理チェーン店の店員に切れた話とかしてました。

スゴイオモシロイヨ 漫才「財布を交番に届ける」

最初ボケの二人で出てきてグダグダなコント、ツッコミの人が遅れて出てきて漫才でしたが、本編に入ってもその空気が残ってしまってた、あとトリオ漫才とかで一人の人をシカトしていく展開は、拒否反応しめす人も多い結構リスキーなネタだったりします。1+

ポテンシャル 漫才「部屋にお化け」

元・三線バンド。スミマセン印象薄かったです。ブログの下りは面白かった。1

大脇里村ゼミナール コント「神社のレポート」

テレビ番組のレポーターと巫女さん、もちろん巫女さんは里村さんのコスプレです。完全に設定ありきというかコスプレありきでした。大脇里村はオタクネタというより、コスプレネタのコンビという形になってきましたねえ。ちょっと最近のネタはコスプレありきというか設定に寄りかかり過ぎかなあ。1+
ちなみにこの後のMCは里村さんはずっと巫女さんの格好で通しました。

ジャンみやがわ コント「エロキング」

内容の説明したくないぐらいの下ネタのショートコント、笑ってるのは芸人とオッサンだけ、最後に一番最初にやったネタをビートたけしで演じるというラストは最高でしたが、そこに辿り着く前にあそこまでお客さんを引かせたら、流石に挽回って出来ないもんなんですね(笑)。ネタの中のたけしさん比率をもっと上げてほしい。2+

銀シャリ 漫才「時間割」

覚えている水曜日の時間割が14時間あったり、変な授業があったりするという構造的に「一週間が変」と同じ感じでした。ここは安定して面白いです、さかなDVDと銀シャリはなんでビーコードのオーディション合格しないのか不思議です。3

てっぺん コント「自殺」

自殺しようとする人をもっと不幸な人が止めるためにもっと不幸な話をするというネタ、ラストのオチはブラックな方面に行っても良かったような、キャラクター的に変なことにはならないと思う。2

学天即 漫才「葬式の練習」

M-1準決勝でやっていたネタ、とりあえずツッコミの奥田君がスーツなのにビックリした。大事な笑いどころで早口になってツッコミ台詞が聞きとりにくいことが多かったのが残念でした。あと別の所でM-1の敗者復活戦の感想でも書かれていたけど、あれはオチがないんじゃなくてオチはきちんとあるのに、漫才の終わらせ方を分かってないから、ああいうグタっとした印象が残る形で終わってしまうんだと思う。とりあえずいまはまだ見てる方が一生懸命に見ないといけないコンビだと思う、まあアマチュアだから仕方ないんですが。2+

男と女 漫才「アメリカ人が腹立つ」

別の所で演ってるの見たネタですが、その舞台に対するモチベーションで同じネタでもこんなに印象って変わるもんなんだなと思いました。やっぱり和田さんは着物じゃないとね、なんか今回のは着物というより浴衣に見える感じでしたが、トークコーナーでも大活躍でした。3

寺岡直樹 コント「ペットボトル」

R-1やコメスタでもペットボトルを会場に巻き散らかしていた人。大脇里村曰く「ネタではなくリハビリ」。1

さかなDVD 漫才「売れてCMに出たい」

CMプランナーとそこそこ売れてる状態の花岡さんという設定、普通にbaseとかで通用するレベルにあると思います。3+

幕末てんぐ 漫才「サザエさんに出てくるタエコさんについて」

タエコさんの趣味とかを探るみたいなネタでした。1

バイク川崎バイク コント「若旦那」

いややっぱり僕は川崎さん好きだわ(笑)。それ意外に言えることは何もない。説明は出来ないというか、しても仕方がないネタです。良いところもダメなところも全部含めて魅力です。4

王 漫才「セバスチャンの少年時代の回想シーン」

回想シーンのホワンホワンから出られないのはベタだけど好き。4+

裏ブラウン 漫才「キティちゃんが好き」1

多分、このネタを見るのが三回目ぐらいになるけど、ちょっと自分たちだけで盛り上がる展開にしすぎたかなあ、お客さん置いてけぼりでした。キティちゃんの話しかしていないのに、終わったときに何の話していたのか分かんないのはどういうことなんだろう。1

銀行 コント「妖怪オジサン」

前回の水族館として出演したとき同様に、一つのテーマのショートコントにブリッジで発想は凄いけど、少し冗長で長く感じたのは残念でした。2

バーン 漫才「F1レーサーをやってみたい」

なんか一つ一つのボケが独立していてショートコントみたいでした。ここはM-1でやっていたドラクエのネタみたいなのが凄い好きなんですが、さすがにM-1一回戦で敗退という形で否定されたら、ああいう路線のはもうやらないかなあ、あれはその日の審査員の好みの問題だったと思うんですが、最近やってるのは典型的なダメなトリオ以上の漫才だと思う。1

帽子屋お松 コント「地球絶対破壊ボタンのある部屋」

街の帽子屋さんとか、少し前までのピンネタでは気付かなかったけど、最近の新ネタはお松さんが小林賢太郎が好きというのが物凄く沸く分かるネタになっています。今日の客はパントマイム部分で無用な歓声とかあげないのは、重たいとも取れるけど、分かっているということでもあると思う。2

おてもと 漫才「教会の結婚式」

今のところ「飲み会の幹事」のネタと「ウルルン滞在記」のネタ以外のクオリティが高くないけど、そういうのは本人の気持ちがあれば、これぐらいのポテンシャルがあれば時間が解決してくれるでしょう。1

ツジカオルコ コント「旅館の女将」

旅館を「子宝が授かる旅館」として売り出したい女将が、新婚夫婦に対して色々と仕掛けるという、ツジさんのワールド全開でした。今日は自分も含めて三人組で観ていましたが、三人とも他の二つはバラバラだったのに、ツジさんだけ一致(笑)。でもそういう投票しても上位に来るとは思えなかったんですが(笑)。来月のビーサンどうかなあ、多分ダメだろうけど頑張って欲しいです。4

クロスバー直撃 コント「ホストの避難訓練

基本好きなコンビなんですが、ここも今年に入ってから見る機会のあったネタが全部、設定ありきというか最初の設定だけみたいなことになってるような気がします。2

総括

今回はえらくあっさりとバイク川崎バイク、王、ツジカオルコに投票できました。4番手はさかなDVD、5番手は銀シャリだったんですが、この二組には自分の期待値が上がっているのか、ハードル上げてしまったのかも知れませんが、このぐらいではという気持ちが働いたようです。ということで一位がさかなDVD、二位が銀シャリ、三位が帽子屋お松といずれも自分の中のハードルが上がりすぎている人達が上位だったのはまあ良かったなあと思いました。
しかし今日は客が重かったという人がいたけど、確かに少しだけ低調の感はありましたね、何故か年配のお客さんも多かったんですが、その割に下ネタやりっぱなしみたいなネタとか、かなりシュールが過ぎるネタが多いのも客層向きじゃなかったかも知れません。*1
ただこの前のインディーズイベントでも感じましたが、ちょっと自分の見る目がシビアになっていたり、悪い意味でインディーズのお笑いライブに対して慣れてきているのかも知れないなあ、ちょっとしばらく方向性を変えてみようかと改めて思いましたが、5月のなすなかにしの単独とかそういうのに優先順位をシフトさせてみようかな。

*1:いや本当はシュールというより、もっと飛んでるリハビリでしたが。