「吉本漫才大計画 vol.9」収録日:2006年2月17日

今日放送があった回の同じ日、同じイベントから録画していた分を続けて鑑賞です。

漫才ゲリラ 漫才「人数が多いと大変」

日本縦断漫才をしたシャンビアスボンゴレと竹内健太による五人組、確か前の月ぐらいにビーサンから落ちていたはずでしたが、この面子に囲まれての出演と考えると大健闘だったのではないでしょうか、むしろ大変だったのは後から出てくる同じ五人組のプラン9でした(笑)。

ストリーク 漫才「言葉遊び→受験勉強→卒業式」

というか「野球」なんですが(笑)、当日のライブレポートで書かれていた、この日限りのトリオ漫才が見れてそれだけで満足です(笑)。あと「まいどー!」はすっかり定着しましたね、やっぱりつくづく去年のM-1は勿体ない事したと思う。

ランディーズ 漫才「カメラの撮り方→合コン(琴欧州ゲーム)」

掴みの「特徴で覚えて貰いたい」という話してるときの方が本ネタに入るより面白かったなあ、実はランディーズは特性が漫才師というよりタレント向きになって来ているんだと思うんですが、“ブルガリア”の言い方は面白いけどね、あと最近のオッサンキャラ作りもそこそこ成功しているだけに、いまの適正にあってる活躍の場所が欲しいところです。

ティーアップ 漫才「男らしさ(バイクは男らしい)」

オンエアバトルM-1がもっと早くあったらなあ、とにかく矢野・兵動ティーアップには、早く吉本も全国的に露出する機会を作ってほしいです。関西人だけしか彼らを知らないのは勿体ない。阪神・巨人やこだま・ひびき中川家ますだおかだの間の世代というのが、すっかり間の世代になってしまってるのは残念でなりません。ブームの間と間の世代って、ここまで大変なんですねえ、実力的に改めてここは日本一グループにいると思う、復帰明け直後は大丈夫かなと思ったものですが、すっかり全盛期のトップフォームを取り戻しています。休む前の若い頃と良い意味であまり変わっていないのが凄いと思います。一つのテーマをベースにこれだけの持ち時間を複数の話題で引っ張れるのは改めて凄い、意外とベテランでもこれだけの持ち時間があったら一つのテーマで持たせられないですよ、というかこの面子でここがトリじゃないのは少し不満。

ザ・プラン9 漫才「クジ引き→ヒーローごっこRPG

漫才ゲリラとわざと被っているツカミでしたが、その後も漫才ゲリラ言い過ぎで意識しすぎだって(笑)、まあ多人数で順番にボケるネタになると、どこも似たようなものになってしまうのは辛いところです。きっと短期間だったとはいえ電車道が色々やりつくした後だというのもあるんでしょうね、だからこそ後半のRPGのネタみたいなスタイルのネタをもっとどんどんやってほしいですね。
しかし「吉本漫才大計画」はこの10組の漫才が見れて、2500円はコストパフォーマンスのかなり高いイベントです。