テレビのダメさ加減を露呈した『ミンナのテレビ』

大々的に生放送の本格バラエティとして番組をやったので思い出すのは「生さんま みんなでイイ気持ち!」という1995年頃にやっていた番組で、SMAPの中居君とか菊間アナとか松山千春とかも出ていて、確か大多亮がドラマからバラエティに移っての第一弾とかいう触れ込みもあったけど、内容が無いようだったのもあるけど、進行とかもグダグダでどうしょうもなかったんで、「これは『生さんま』とか言ってても、直ぐに生放送じゃなくなるぞ」と思っていたら、あっという間に番組自体が無くなった(笑)。1クールで終わったというのを読んだけど、1クール持った印象すらない。
だから10年前に既に生放送のバラエティ番組はグダグダでぬるくて薄かったということなんですよね、大がかりにやればやるほどそうなっていたんでしょうね、もうそういう番組作り出来なくなったんですかねえ。
そういや「痛快!明石家電視台」も昔は当日の夕方にほぼ完パケで撮って、その日の夜に流していたけど、いまは放送日の月曜日に大阪で収録しているのに、一週間後の放送になっているから、タレントの側がいつの頃からか生放送に対応出来なくなったのか、放送局が無理になったのかどっちなんだろうなあと思っていたけど、視聴者も含めて全員がそうなんでしょうか。
まあただ明石家電視台の場合は、ゴルフだテニスだ高校野球のハイライトとかで、しょっちゅうお休みするから、さんまさんのスケジュール確保ということから、完パケ当日撮りではなくなった可能性の方が高そうな気もしますが、でも最近は深夜ラジオとかでも収録多いよなあ、深夜ラジオって基本的に生でやるもんだと思うんですけどね、そこまで熱心にこだわりもって聞いてるリスナーもいないのか。(わかば日記