「うめ子の漫才」矢野・兵動スペシャル

と、銘打って良いでしょう。30分の漫才番組で、矢野・兵動だけ、しかもフリートークとか楽屋トークみたいなの一切無し、オープニングやエンディングもなく、番組が始まってから終わるまで、ひたすら矢野・兵動の漫才だけで30分番組、あり得ない。
昔のオールザッツではオール阪神・巨人の30分漫才が恒例だったけど、あれは未未明の番組だったし、あの当時の阪神・巨人といまの矢野・兵動では知名度や立場も違いすぎるわけで、いま矢野・兵動がどれだけ充実しているか、うめだ花月でどういう存在なのかを吉本が鮮明に打ち出した形ですね、素晴らしい。
この番組は現在、名実の実の部分で『矢野・兵動が日本一の漫才師である』という宣言ですよ、これは。内容どうこうではなくこれが出来るということ、それをさせようとする人たちがいるということが素晴らしい。