ライブドア問題に関しては総論的なこと書こうとすると迷う。
ということで、テーマ別にというか話題別にチャッチャと考えをまとめていくことにしました。きっかけはこちらの記事。
そうなんですよ、結局今回の登場人物が全部悪者といういうことに尽きるんですよ、フジもライブドアもリーマンも村上も言ってみれば全部ウンコで、どのウンコが一番食べやすいかなんてこと考えていたら、そりゃ考えまとまるなんてことはあり得ないわけで、個別の発言とか出来事のみを考えた方がよさそう。ライブドアとフジテレビの発言を比較するとか、全体を俯瞰して見て考えたりした方が、かえってこれは間違いそう。
この問題は日枝さんがいかに間違っていても、堀江さんの方が正しいということもないし、ライブドアがいくら気に入らなくても、フジサンケイに肩入れ出来る状況ではないということだと思う、相対化して「敵の敵は味方」やると本質を見誤る典型事例でしょう。
野球の時はホリエモン支持してたじゃないかと言われるかもしれませんが、あの時は楽天とライブドアどっちか？ という話になったから「ウンコ味のウンコ」と「ウンコ味のカレー」なら「ウンコ味のカレー」ということでライブドアを選んだだけですからね、どっちもダメという選択肢が許されない状況でもあったからライブドアを選んだだけのことですし、今回は正直ウンコはどっちも共倒れしてくれと思いますもん。
それでも最近「三木谷さんの方が好きになってきてます。」というのは少しだけ分かる気がする（笑）、Louisさんは「エロいオーラ」という表現で最近の変化を語っていますが、なんか僕には最近のあの人には思いっきり世俗の欲みたいなものに執着する雰囲気が出てきた感じがして、それが良い風に転ぶ可能性をほんのちょっとだけあるかも知れないと感じ始めています。まあ思いっきり醜い所に落ち込む可能性もゼロじゃないけど（笑）、堀江さんのことを俗物って言う人いるけど、それは思わないんだよなあ、あの人はむしろ「自分神」って人だと思う。孫さんや三木谷さんは「金」の次は「地位・名声」という分かりやすいところに転んでいってるけど、ホリエモンはもうちょっと自分の価値基準だけの人だから、そこにカリスマ性を見いだす人もいるんでしょうけど、何事においても最後のつめの甘さになっていると思います。これについてはまた後で書きます。
