「ジーコジャパンの看取り方」

恒例のサポティスタ対談ですが、今回紹介したいのは、id:orion1014こと、そーたさんのこの対談への感想です。

実は、私は、今の川淵氏の代わりなど”不要だ”と思っている。
(略)
今の協会に、カリスマなどは必要ないし、キチンとした人材と組織で取り組んでいけば、問題なく運営はできると考えている。
(後略)
野間大池公園DIARY(so-ta) 2004年4月7日

出来れば全部を読んでほしいのですが、僕はこのそーたさんの意見にほぼ100%同意するものであります。まず川淵さんに関しては現在のポジションが適材適所ではないという件に関しては、何度も書いてきたのでここでは割愛します。
そしておそらく『ジーコ解任派』の方の思惑として、川淵さんには何とか気分を損ねて貰わずにジーコ解任の方に仕向けたいという思惑があると思われ、それは作戦としては理解できるのですが、僕は現在編集中の1on1でも言ったのでネタバレになるのですが、『川淵さんはプライドをくすぐるより、傷つけた方が動いてくれる人』という論考をして、一定の賛同を得ていますが、川淵さんは過去の動きを見ていても、傷付いた名声やプライドを挽回しようとする時の方が決断も行動も早いと思うのですが。
『日本サッカー界に川淵三郎に変わる人材無し』そう考えている、おそらくご自身にも含めて、『サッカー批評 (Issue21(2004))』二宮寛元・日本代表監督のインタビューを捧げたい。

「俺がいなくなったら……なんて考え方は理解できない」

でもこれって何となく元々川淵さんを想定したいった台詞のようにも聞こえてたけどね(笑)。