適材適所

清雲氏と言えば、トルシエ以前のナイジェリアワールドユース組を率い、市川をCBで起用すると言う珍采配でアジアユースで韓国に連敗、更迭されたという前科のあるお方ですが、今は大宮で立派にフロントの仕事をされているわけで、フロンターレ時代に数々の迷伝説を残した松本育夫氏も地球環境高校鳥栖で結果を出してますし、つくづく人材は適材適所なんだなあと思ってしまいますね。あのお方とあのお方を適所に飛ばしてくれる方は日本にはいないのでしょうか……
「蹴閑ガゼッタ」の2004年4月3日分の記述より。

この記事を思い出したのが、今日見たこのシンガポール・サッカー、実は意欲的な強化計画という読売新聞の記事、文中に以下の記述。

そのためにまず行ったのが、96年のプロリーグ(Sリーグ)創設。「Jリーグチェアマンだった川淵さん(現日本協会会長)にアドバイザーになってもらい、助言を受けながら、8チームでスタートした」

僕は川淵さんの軽々しい言動・行動、自己中心的と思える発言や施策のやり方については、現在の日本サッカー協会のように大きくなってしまった組織の長としては、とてもじゃないけど危なっかしいと思っています。しかしこの見方を変えれば素晴らしく軽いフットワークに信じた道へ一直線な所は、フットサルや女子サッカーの組織の長とかになって普及を押し進めて貰った方が良いんじゃないかと思っていましたが、きっとサブちゃんの経験はSリーグの発展にも役立つでしょう。
やっぱりこの人は大統領よりゲリラの隊長やレジスタンスのリーダー、大型チェーンのCEOより自分で板場に立ったりリヤカー引っ張ってる方が、絶対に良い仕事できる人だと思う、正直いまの役職にいるのはサブちゃんという人間を考えてももったいない。もっと役立つところは、やっぱり別にあるよなあ。
JSLスーパーリーグとかがヘッドハンティングしにいっても面白いような気もしますが(笑)。