ベッドタウンに収まらない子育ての街作りを望む

堺市まちづくり市民フォーラム in美原区 - 美しい野(原)わがまち美原区.

堺で子育てをしてもらうということに、重点的に予算を配分して街作りをしていくというのは、人口が減っている中で、未成年者の人口だけが増加しているという、現在の堺の傾向にも合致している政策だけど、ただ子育てだけしても、その子達が堺を郷土として愛しなかったら、やがて出て行かれるだけで、それが大人世代が減っている理由です。
結局ベッドタウンとして街が成長しても、ベッドタウンでは子供は自宅と学校にしか、地元の思い出がないまま大人になるから、地元を愛する理由がなくて出ていくことになってしまう。そうやってベッドタウンはどこも若い世代がいなくなったのに、そんな現実を知らずに知事は、ニュータウンを再びベッドタウンとして活性化させるとか言ってるのは、現実を全く理解していない。もう堺はベッドタウンではなく、大阪市内に出て行かなくても、仕事も娯楽もある街にしないとダメで、だからこそ政令指定都市になり、さらに特別市も狙おうとしているのに、橋下知事は都構想の枠に閉じ込めて、再び大阪のベッドタウンにしようとしているのは、とてもじゃないが堺の地元の人達の理解を得られるとは、やはりどうしても思えないです。一度来て失敗した道に、また引っ張り込もうとする政策には市民はとても乗れない。